JMCAA会員インタビューvol.35 松山真理子先生

JMCAA会員インタビューvol.35 松山真理子先生

2023.02.08

皆様、長らくお待たせいたしました。

しばらくお休みをいただいていた会員インタビューを再開しました。コロナ禍で、いろいろな影響がありましたが「これを良いきっかけと思って……」とプラスの活動に繋げた先生方のお話が伺えるのも楽しみです!

 


 

 

JMCAA公認 立体造顔美容鍼®
上級技術マスター鍼灸師
松山真理子先生

 

第35回目は、三重県の玉城町で「女性専門鍼灸サロン マリー鍼灸院」を開業されている松山真理子(まつやま まりこ)先生です。

2017年8月、末のお子さんの小学校入学を機に三重県度会郡玉城町で女性専用の鍼灸サロンを開業されました。
子育てをしながら15年近く鍼灸院で鍼灸師としての経験を積まれた後、ご自身もお客様も安心して施術を受けられる場所をつくりたいとご自宅でサロンを開いた松山先生。

サロン開設当時、どんなきっかけで美容鍼灸に取り組まれることになったのか?JMCAAとの出会い、その魅力をとても分かりやすくお話してくださいました!

 

(聞き手:フリーライター・キャリアコンサルタント 沼田絵美)

 

 

 

沼田)まずは、JMCAAのセミナーに参加された理由を教えていただけますか?

 

先生)鍼灸師として15年近く体をみる鍼灸院で修行してから、自宅で女性専用サロンを開いたのが2017年のことです。

ちょうどそのころ、TVや雑誌などで美容鍼が取り上げられるようになりました。それを見た友人に「美容鍼やって!」と言われ、当初は独学でお顔に鍼を打っていました。ある程度スッキリした印象が出る人もいるものの、一方で「変わらない人は変わらない……」と感じてもいました。

そんなとき、開業当時から体のメンテナンスのためにずっと通ってくださるお客様がわざわざ遠方まで美容鍼灸に行ってみて「これは効くよ!!三重でもできるようになって!!」とJMCAAの美容鍼灸を取り入れているお店を教えてくれたのです。

「鍼は美容にもきちんと効果が出る人がいる」という実感はあったので、その声に押され、すぐに名古屋で開講していた基礎講座に申込をしました。

 

 

沼田)そのような経緯があったのですね。基礎技術を学ばれたのち、立体造顔美容鍼®上級技術マスター認定鍼灸師を目指そうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

 

先生)基礎講座から上級技術マスターの申込まで、1ヶ月くらいICCO式美顔はりとどちらに申し込もうか、実は悩みました(笑)

結局、基礎技術を当時ニキビにちょっとだけ悩まされていた娘に施術したところ「肌も綺麗になった気がする」と感想をもらったので「上がるだけじゃなく、きれいも目指せるなら、両方立体造顔美容鍼でいけるのでは!?」と思ってこちらを選びました。

とはいえ、いずれICCO式美顔はりも学びたいなと思っています!

 

 

沼田)基礎技術と比べて上級技術を習得するために苦労された点はありますか?

 

先生)基礎技術は、スムーズに習得できたと思っています。
それまでも顔面麻痺の患者様の対応などもしていて、その経験も活かせたなと。むしろ基礎の時は「こんな簡単に、こんなに短い時間で効果が出るなんて!」と思ったくらいです。

上級は難しかったですね……お客様の右側のお顔をあげるのが難しかったです。右側の手の動きが滑ってしまって、なかなか覚えられませんでした。鍼を抜く動きも、繰り返し「痛くないように抜く」って言うことを教わるのですが、何度も先生にお付き合いいただきました……。

 

 

 

 

沼田)JMCAAで技術や理論を学んだことで、鍼灸師の仕事にどのようなプラス効果がありましたか?

 

先生)ひとつ目は「抜くときに痛くないように」というコツを教わったことで、普段の鍼でも「いたっ」と感じさせてしまうことが本当に減りました。。

ふたつ目はお客様からの反応が「すごく良い」ことです。
立体造顔美容鍼は本当に即効性があります。いちど、ライン取りを失敗して、左右差が出てしまったことがあったんです。本当にお客様には申し訳ないことなのに、それに気づいたお客様は「こんなに左右差が出るって言うことは、こんなに効いているってことね!!」と半分嬉しそう……。

もちろん、すぐに先生に相談して、それ以降もっとライン取りを丁寧に考えられるようになりました。

 

 

沼田)ありがとうございます。松山先生が、鍼灸師として一番大切にしていることを教えてください。
また、院のアピールポイント、もしくはこだわりがあれば教えてください。

 

先生)「笑顔でお客様に帰っていただく」ということをいちばん大事に考えています。

その理由が私の鍼灸でなくても構いません。昔「リウマチかもしれない。とても痛いけれど、怖くて病院には行けない」とお悩みのお客様に施術をしたことがあります。今の辛い症状を緩和するための鍼も打ちましたが、ゆっくりお話を聞いて、お帰りになるころには「病院に行きますね!」と笑顔で帰っていただけたときはうれしかったのを覚えています。

院のこだわりは「女性専用」であることです。
美容鍼を始める前から、自宅サロンということもあり、女性に限らせていただいていたのですが、思いのほかお客様から「女性だけなので安心」というお声をいただきました。時々通りすがりに男性のお客様からもお問い合わせいただくことがあるのですが、今のお客様の安心を大切にしたいので、引き続き女性限定でご案内していきたいと思っています。

 

 

 

 

沼田)晴れて上級技術マスター認定コースを修了されましたが、これからお仕事でどのように生かしていきたいですか?もしくはどう生かしていますか?

 

先生)2020年12月に合格し、施術メニューとして取り入れています。
性格的に「続けてご来院くださいね」という営業トークが苦手なのですが、JMCAAで推奨しているカウンセリングアプリ「PROTALK(プロトーク)」のおかげで、科学的な裏付けをもって次回の施術タイミングがオススメできるようになりました。おかげさまで、ほとんどのお客様がリピートしてくださいます。

 

 

沼田)ほとんどのお客さんがリピートとはすごいですね!
JMCAAの会員になって良かったなと思うことを教えていただけますか?

 

先生)これまでのデータで裏付けされた「科学的な説明」をきちんとできることです。よくあるケースに内出血がありますが、前もってリスクをきちんとご説明することで、後からクレームのようなご連絡をいただいたことは一度もありません。

それから、「立体造顔美容鍼®上級技術マスター認定」資格と表記するのであっても、価格設定やメニュー構成は自由に決定できることはとても大きなメリットだと思います。この地域で主婦の方に続けて頂ける価格設定にすることができました。

 

 

沼田)最後に、これから上級技術マスター認定コースを受けようと思っている人へ一言アドバイスをお願いします。

 

先生)ひとりで取り組むのは不安だと思います。安全で確実な効果がある技術を、一緒に学んで一緒に成長を続けましょう!

 

 

~取材を終えて~

 

松山先生が鍼灸師になったきっかけがとてもユニークでした。動物が好きで、大学時代は馬術部に所属されていたそうです。そこでお馬さんの体調管理に鍼灸を活用していることを知り「お馬さんにも効果があるんだ!」と驚かれた松山先生。大学卒業後に激務で片頭痛に悩まされていた時、ふとお馬さんの鍼灸を思い出して鍼治療を受けたところ、一発で解消。「これだ!!」という思いで25歳の時に鍼灸学校に入学、キャリアチェンジされました。

昼間働きながら、夜に学校と2足のわらじで大変な生活でも、鍼灸の勉強は楽しく「するすると」知識が吸収できたと話してくださる笑顔がとても生き生きして印象的でした。直観も理論も大事にされる松山先生の今後のご活躍が楽しみです!

 

 

 

 


 

<サロン情報>

 

度会郡玉城町の女性専門鍼灸サロン マリー鍼灸院
〒519-0415 三重県度会郡玉城町田丸375-1
TEL: 070-4437-7509 

 

 

 

 

 

 

 

 

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