「JMCAA会員インタビューvol.4」を配信します。
この記事では、認定講師や上級技術マスターの先生にインタビューさせていただき、皆さんが認定コースを取得されるまでのいきさつや、立体造顔美容鍼®の技術をどのように生かしているか、さらに治療院のことなどを伺ってまとめました!
JMCAA公認 立体造顔美容鍼®
上級技術マスター鍼灸師
/大阪会場 認定講師
松下美智代先生
第四回目は、大阪府豊中市で「Acupuncture BISHIN」を開業されている松下美智代(まつしたみちよ)先生です。
松下先生のあふれるJMCAAへの愛情と、お客様への愛情、両方をふんだんに感じることができたインタビューになりました!(聞き手:JMCAA平)
平)まずは、認定講師を目指そうと思ったきっかけや理由を教えて下さい。
先生)私が経営している「Acupuncture BISHIN」を開業したのが2018年の1月なのですが、当時、開業するにあたり美容鍼の技術をもっと深めておきたいと思っていました。セミナーを色々探していた中で、「1Day基礎コース」に参加させて頂きました。
実は、私が鍼灸師の学校を卒業した時に、学科長だった担任の先生から、「学校で非常勤講師として教えて欲しい」とオファーを受けていたんです。そのため、基礎コースが終わった際に、「基礎コースの内容を学校でも教えていいですか?」とJMCAA事務局の川畑さんに質問しました。
その際に、川畑さんから話の流れで「JMCAAでも認定講師を募集しているので、松下先生、JMCAAの講師もやってみませんか?」とここでも講師の話をいただきました。
後日、川畑さんから再度、認定講師についてお電話をいただき、開業準備中だったにもかかわらず熱意にほだされて「それならやってみようか」と思い、認定講師を目指すことにすることにしました(笑)。
平)認定講師になるためにどのくらいの期間がかかりましたか?
また、大変だったことはなんでしょうか?
先生)開業準備もしながら認定講師の勉強をしていたので、5~6か月程かかりました。
また、大変だったことは、講義中に使用するパワーポイントの伝えなければいけない内容を熟読して、自分の中に落とし込む作業ですね。
「zoom」というWEB会議ができるアプリを使用して、岡本先生と一緒に何回も何回も講義の練習をしました。また、岡本先生の実際の講義を5回くらいお手伝いさせていただき、毎月のように大阪から上京していた時期もありました。その時に岡本先生の教え方を実際に見て勉強しました。
認定講師になってからも講師としての勉強は終わりません。今でも、セミナーの1か月前からソワソワしてきて、1週間前から教える内容を本格的に見直したり、前回の改善点を復習しています。
周りからはそうは見えないかもしれませんが、自分よりも鍼灸師としてのキャリアが長い先生方に美容鍼を教えているので、今でも毎回緊張しているんですよ(笑)
平)認定講師になって、鍼灸師の仕事にどのようなプラス効果がありましたか?
先生)私は院を個人で開業したので、「自分のやり方が合っているか間違っているか」分からなくなる時もありますし、決断も自分一人でくださなければいけないので、そういう面で個人で開業すると孤独になりやすいんです。
だけど、他府県から鍼灸師の先生がお店に遊びに来てくれるんです。
・上級技術を受けたい方
・セミナーで復習したい方
など、色々な先生方とお話しする事でみんな悩みは同じなんだと勇気をもらいます。
私の院が鍼灸師が通う美容鍼サロンになっているのも認定講師を務めさせて頂いているからだと思います。
平)立体造顔美容鍼®を受講者の皆さんに教える上で気を付けている点は何でしょうか?
先生)一番気を付けているのは、「とにかく分かりやすく伝えていくこと」ですね。
私が受講者として「1Day基礎コース」を受けた時に、自分が分からなかった部分を今でも覚えているんです。その後、講師の仕事を始めて4か月くらいしてから、「立体造顔美容鍼 ®は、基礎コースを受けた後、さらに上級技術を受講してから、やっと全てを納得して自分 の中に落とすことができる」と実感できました。
それからは、基礎コースを受講されている皆さんに、「基礎コースは基礎にすぎないので、上級技術を学んでからこそ立体造顔美容鍼®の真の効果が分かりますよ」と、自分の体験を基にお伝えするようにしています。
平)鍼灸師として大切にしていることを教えてください。
また、院のアピールポイント、もしくはこだわりを3つ教えてください。
先生)鍼灸師として大切にしていることは、「痛みの少ない美容鍼を提供する」ことですね。
お客様によって、ほんの少しの刺激でも激痛に感じる方もいるので、どんな方にも極力痛みを感じずに済むように配慮しています。また、痛みと共通するんですが、内出血に関してもやはり気を付けています。施術前に内出血の承諾を取っていても、施術後に実際に内出血ができると不安になるお客様もいるので、説明して安心してもらうようにしています。
院のこだわりの1つ目は、「美容鍼を専門で提供している」ことです。
院がある豊中市は郊外なのですが、そういった立地にも関わらず、ありがたいことに予約が埋まってきているのは、「お客様に美容鍼を専門にしている院を選んでいただいているから」なのかなと思っています。
2つ目は、お客様に不安やストレスなく安心して通ってもらう仕組み作りです。
私が鍼灸師になる前に勤めていたエステ業界では、メニューがたくさんあって、毎回別のメニューを勧められたり、回数券を勧められるなどお客様のストレスになる仕組みがあったんです。そういう仕組みをなくして、お客様に安心して通ってもらえるように配慮しています。
3つ目は、郊外に院を構えていることもあり、価格を安く設定していることです。
お客様の立場になって、一か月にどれくらいのお金を美容にかけられるかを考えて、さらにこの価格だったら今だけでなくこれからもずっと通えるだろうなと思う価格にしています。ただ、お客様にリラックスしてもらいたいので、価格が安いといっても内装の質を落とさずに、インテリアにもこだわっています。
余談ですが、私以外にも愛犬のひめ店長が癒し担当で出勤することがあるので、お客様もペットを連れてきたり、お子さん連れで来店されていますね。
ちなみに、私の院に通われているお客様はずっと喋っている方が多いので、そのお話の内容もカルテにメモしていて、次回来店された時に「あのお話はどうなりましたか」と話題をふってお客様に同じ質問をしないように、話の内容を覚えているようにしています。気が付いたら、カルテには施術内容よりも雑談の内容の方が多くメモされていることもあります(笑)
平)JMCAAの会員になって良かったなと思うことを教えてください。
先生)日々感じているのですが、岡本先生のお人柄に会うたびに魅了されているんです(笑)。
あんなに裏表のない方には出会ったことがないですね。
岡本先生は、いつも元気でパワフルで、忙しくても辛そうな顔を見た事がありません。
そんな岡本先生を見ていると「私も頑張らないと」と元気をもらえます!
それにの会員みなさんは良い方ばかりです。
大阪で懇親会を開催した際も遠方の先生も来てくださって、仕事の話しを沢山聴くことができました。
楽しかったのでまた企画しようと考えています!
平)認定講師として、これからどうしていきたいなど目標はありますか?
先生)年明けから大阪でも上級セミナーがスタートします!
大阪で基礎コースの会場になっている私の母校で、来年からJMCAAの立体造顔美容鍼®を授業で取り入れることになったんです!
このように、私ができることを駆使して、JMCAAを盛り上げていきたいですね!
「大阪は私にお任せ下さい」という心づもりです(笑)。
平)最後に、これから協会のセミナーに参加する人へ一言お願いします。
先生)私は開業準備の段階で「1Day基礎コース」を受講したのですが、「この技術なら明日からでも美容鍼をお客様に提供できる」と思いました。
それくらい、美容鍼の重要な知識・技術を身に付けることができますよ!
~取材を終えて~
今回松下先生にインタビューさせていただくなかで、認定講師の先生がいらっしゃるからこそ、JMCAAの美容鍼の理論・技術が多くの方に正しく伝わっていくのだと改めて実感できました。これからもどうぞよろしくお願いいたします!
また、「お客様に同じ質問をしないように配慮している」という松下先生の気遣いに、プロ意識を感じましたし、お客様と接するのが本当に好きな様子が伝わってきました♪
松下先生、ありがとうございました。
<サロン情報>
Acupuncture BISHIN
〒560-0011 大阪府豊中市上野西1丁目13-12 関ビル2階(豊中高校前バス停降りてすぐ)
TEL:06-6152-9981