JMCAA会員インタビューvol.12 清野和幸先生

JMCAA会員インタビューvol.12 清野和幸先生

2019.08.06

「美容鍼灸の技術を身に付けたいけれど、どこで学ぶか迷う…」
そんな皆様の参考となるよう、JMCAAで上級技術マスターとなられた先生方へインタビューを実施しています!

 


 

 

JMCAA公認 立体造顔美容鍼®
上級技術マスター鍼灸師
清野和幸先生

 

第十二回目は、長野県佐久市で2019年4月に「青空はりきゅう院」を開院された清野和幸(きよのかずゆき)先生です。

「スポーツに取り組む人に関わるお仕事がしたい」という気持ちをきっかけに鍼灸師に興味を持ち、東京の鍼灸学校で学んだ後、トレーニングメインの整骨院で鍼灸師として経験を積まれた清野先生。

どのように美容鍼灸に出会ったか、なぜ立体造顔美容鍼®上級技術マスター認定鍼灸師を目指そうと考えられたかというポイントには、多くの方が共感されるのではないでしょうか。

 

(聞き手:フリーライター・キャリアコンサルタント 沼田絵美)

 

 

沼田)まずは、JMCAAのセミナーに参加された理由を教えてください。

 

先生)私が以前鍼灸師として勤めていたのは、スポーツに取り組む中高生がたくさん来られるような、身体トレーニングをメインにした整骨院です。 一見「美容鍼灸」には縁がなさそうな感じがすると思うのですが、実は、お客様から「美容鍼灸はしていないの?」というお声をたくさん頂いていました。

 

これは需要があるぞ、と感じました。当然それまでの整骨院では導入していないので、いちから学ばなくてはなりません。体に打つ鍼と顔に打つ鍼はやはり違います。

きちんとした美容鍼灸の技術を学びたい…そう思っていた時に、鍼灸学校時代の知人に紹介されたのがJMCAAでした。

 

沼田)立体造顔美容鍼®上級技術マスター認定鍼灸師を目指そうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

 

先生)実は、JMCAAのほかにも美容鍼灸を教えてくれる講座がありまして。そちらと比較もしました。

最終的にJMCAA立体造顔美容鍼®上級技術マスター認定を選んだのは、美容鍼灸に特化した技術の高さを感じたこと、数回の短期的な講座で取得できると謳っている講座よりも、時間はかかりますがしっかりと技術指導をしてくれる方が、身に付く技術レベルが違うのではないかと感じたからです。

一足先に始めていた知人もいたので、安心してスタートできたことも大きいです。

 

沼田)基礎技術と比べて上級技術を習得するために苦労された点はありますか?

 

先生)筋肉を引き上げながら鍼を打つという、今までに使ったことがない打ち方です。鍼灸師の資格をとってから日が浅い方よりも、むしろ長年鍼灸に携わった方の方が、難しく感じることもあるかもしれません。それくらい、打ち方が全く違いました。

それから、ラインの取り方も難しかったですね。思っているよりも外に流れてしまったり…。男性の方が、普段から顔を鏡で見る機会が少ない分、感覚をつかむまで大変でした。なんとか及第点をいただくまでに、2ヶ月かかったと思います。

とても、2,3回講習を受けただけで習得できるようなものではありません!

 

沼田)JMCAAで技術や理論を学んだことで、鍼灸師の仕事にどのようなプラス効果がありましたか?

 

先生)鍼灸の技術面ではないのですが、講師の先生方みなさんから「気遣い、サービス」について勉強になるなと感じました。言葉遣い、お茶の出し方ひとつとっても、意識されているなと。

自分のお客様対応に、取り入れていけると思います。

 

沼田)鍼灸師として一番大切にしていることを教えてください。また、院のアピールポイント、もしくはこだわりを教えてください。

 

先生)これからの鍼灸師に必要なのは、社会性やコミュニケーション能力だと考えています。鍼灸について知らないことだらけで来店されたお客様に、どうしたら心地よく施術を受けていただけるかに大きく関わってきます。

私の鍼灸院がある長野のお客様は、「やってみたいな」「興味があるな」と思われている方は多いと感じるのですが、実際にすぐに行動される方はそう多くはありません。

鍼灸はいろいろな悩みにお応えできるので、間口を広く、気軽に利用していただけるように明るくてさわやかなイメージにお店を統一しています。

佐久地域で一番頼りにされる鍼灸院を目指して頑張っていきたいです。

 

沼田)晴れて上級技術マスター認定コースを修了されましたが、これからお仕事でどのように生かしていきたいですか?もしくはどう生かしていますか?

 

先生)「ちょっとした悩みを気軽に相談してもらいたい」と思っています。

例えば、美容鍼灸で肌悩みを改善するアプローチに、プラスして姿勢を整えることで「顔の見え方」をきれいにすることもできます。家でもできるストレッチをお伝えすれば、鍼灸で整えた状態を長くキープしやすくなる。そんな風に、トータルでお客様の美容と健康に貢献したいです。

 

沼田)JMCAAの会員になって良かったなと思うことを教えてください。

 

先生)やはり、疑問や質問にすぐにお返事を返してもらえることだと思います。

例えば、以前質問した内容では「顔に貼る置き鍼は、どのくらいの時間置いて置くのが効果的ですか?」と言うものだったのですが、こういう細かい質問にもすぐにお返事いただけるので、とても助かります。

 

沼田)最後に、これから上級技術マスター認定コースを受けようと思っている人へ一言アドバイスをお願いします。

 

先生)私は長野県に在住だったのですが、東京の講座に3ヶ月通って上級技術マスター認定コースをとりました。3ヶ月通うとなると、かかる時間も交通費も決して小さいものではありませんが、あっという間に感じました。

ずっとマンツーマンで指導していただくのですが、もっと先生が誰かに指導しているところを第三者として見学したい、と思うくらいです。

しっかりと時間はかけたほうがいいと思います!

 

~取材を終えて~

 

「実は、美容鍼灸は女性のお客様だけではなくて、最近は男性のお客様にも興味のある方が増えているんですよ」とお話くださった清野先生。

お客様の話をしっかり聞いて、ちょっとした話題からコミュニケーションを拡げられている姿が想像できるインタビューの時間でした。

開設された「青空はりきゅう院」の名前のイメージ通り、さわやかにご対応くださいました。

清野先生、ありがとうございました!

 


 

<サロン情報>

 

青空はりきゅう院
〒385-0051 長野県佐久市中込3011-2小林ビル ミナミ 
TEL:080-8097-7187

 

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