JMCAA会員インタビューvol.20 藤井綾乃先生

JMCAA会員インタビューvol.20 藤井綾乃先生

2020.01.22

JMCAAの取材担当、ライターの沼田です。
取材&ライティングを担当させていただき、鍼灸師のみなさまがどれだけ熱心に手技の向上に努められているか、熱い気持ちでお客様に向き合われているかを知るほどにインタビューがますます面白く感じています!

 


 

 

JMCAA公認 立体造顔美容鍼®
上級技術マスター鍼灸師
藤井綾乃先生

 

第20回目は、愛知県蒲郡市で「美容鍼・往診治療専門 はり・灸 はりねずみ」を運営されている藤井綾乃(ふじいあやの)先生です。

もともと接骨院での鍼灸を担当されていた藤井先生。鍼灸師になって10年目、30歳を迎えるタイミングで「やりたいことがたくさんあるのに、今のままではできることが限られる!もっといろいろなことに対応してあげたい!」との思いが高じたそうです。

その「やりたいこと」のひとつが美容鍼灸。藤井先生がそこから今のスタイルを確立されるまでのお話を伺いました!

 

(聞き手:フリーライター・キャリアコンサルタント 沼田絵美)

 

 

 

沼田)まずは、JMCAAのセミナーに参加された理由を教えてください。

 

先生)30歳を迎えることを機に、勤めていた接骨院を「えいっ」と退職しまして。 どうせなら、退職してできた時間を使って技術向上に取り組もう!何を勉強しようかな?と考えて色々ネットでリサーチしました。

もともと、美容好き。鍼灸学校時代からお世話になっていたエステサロンがあって、そこのエステティシャンの方から、「せっかく鍼灸師になるなら、美容鍼灸も勉強したら?」なんて声をかけられていたので、美容鍼灸には昔から興味がありました。

何をどこで勉強したいのかと考えたときに、やっぱり「自分が受けて良いと思ったものを提供したい」という原点に帰ったのです。

というのも、実は自分自身が刺激に弱いタイプなので。JMCAAのほかにも、美容鍼灸にはいくつか方式がありますが、私には合いませんでした。その時の体調もあったと思いますが、いわゆる「鍼あたり」をしてしまって気分が悪くなってしまったのです。

少しショックを受けつつ、次に施術を受けに行ったのが名古屋会場で講師をされている秋元三奈先生のところでした。「これなら、私も大丈夫。最後まで、施術を受けられてよかった。」と安心しましたね。

さらに基礎コースを受講して、立体造顔美容鍼®の技術が、筋肉へのアプローチを重視していると感じました。接骨院で外傷や筋肉へのアプローチになれていたので、取り組みやすかったということもあるかもしれません。

 

 

沼田)立体造顔美容鍼®上級技術マスター認定鍼灸師を目指そうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

 

先生)実は、基礎コースを受講してから、上級コースを受けるまでに1年間期間が空いているんです。

基礎コースを受講した後、昔からのお付き合いのあるエステティシャンさんを筆頭に、友人や昔の勤め先の同僚まで声をかけて施術させてもらいました。

実際に施術を重ねて、自分が思い描くイメージに近づけていくために、ある程度経験をした方がいいかな?と思って。そういう意味では「満を持しての上級コース申込み」でした!)

 

 

沼田)基礎技術と比べて上級技術を習得するために苦労された点はありますか?

 

先生)確かに、今までと全く違う手技ですから習得は大変でした。でも、「大変だけど楽しい!」の方が強くて、苦労という印象はあまりありません!

 

 

 

 

沼田)JMCAAで技術や理論を学んだことで、鍼灸師の仕事にどのようなプラス効果がありましたか?

 

先生)あらたに勉強を始めて、社会人・鍼灸師として初めての就職のときには、とても苦労をしたことを思い出しました。それでも、10年近く仕事をしていると、慣れが出てきます。「難しい!」と思えること自体が楽しいです。

 

 

沼田)鍼灸師として一番大切にしていることを教えてください。また、院のアピールポイント、もしくはこだわりを教えてください。

 

先生)鍼灸師としていちばん大切にしていることは素直さです。
お客様に対しても、協会講師の先生に対しても、「伝えたいことを素直に話す」「知らないことを素直に聞ける」ということが大切です。自分に素直になれないと、後で必ずしっぺ返しがきますから。

 

 

沼田)晴れて上級技術マスター認定コースを修了されましたが、これからお仕事でどのように生かしていきたいですか?もしくはどう生かしていますか?

 

先生)美容鍼・往診治療専門の鍼灸師として独立して、2年目に入りました。これからも、お客様に喜んでいただけるよう技術力向上に取り組み続けたいです。

接骨院を退職したきっかけでもある、「身体も診たうえでの美容鍼灸」がテーマです。

 

 

 

 

沼田)JMCAAの会員になって良かったなと思うことを教えてください。

 

先生)JMCAAに入る以前は、愛知県、広くても東海エリアの身近な鍼灸師の先生方との交流が中心でした。

その輪が一気に広がりました。JMCAAの会員オンラインサロン(Facebook)には、さまざまな質問がポストされますが、その質問のなかにその土地柄から生まれるニーズの違いや、まだ知らないことへのヒントがもらえます。他の先生の質問は、自分には全く想像もしなかったような事例もあったりするんです。

JMCAAを通じて知り合った方は、第一線で活動されている尊敬できる方が多く、とても刺激になります。

 

 

沼田)最後に、これから上級技術マスター認定コースを受けようと思っている人へ一言アドバイスをお願いします。

 

先生)JMCAAの立体造顔美容鍼®は、絶対に取得して損はない技術です。今までにない技術だから、学校を卒業してすぐの「新しい技術習得に対するワクワク感」を新鮮に思い出せます。

初心に帰って、思いっきり楽しんでください!

 

 

~取材を終えて~

 

画面越しでもツルスベな肌をお持ちのことがわかる藤井先生に、「やっぱり、ご自身でも鍼打ちます?」と伺ったところ、

「もちろん打ちますよ!でも、美容鍼さえ打っていればいいわけじゃないですよ、きちんと洗顔して保水して保湿して、あとバーム、これは油なんですけど…。そこから時間置いて馴染ませてからファンデです。毎日のお手入れにプラスして人の手が入って、初めて効果があるんです。だから、健康と美容には手間や時間などがかかるんです!!」

となんとも「素直」なお話を熱く教えてくださいました。
その表情は本当にうれしそう…。

最近始めた趣味は「シイタケ栽培」だそうで、その癒し系の雰囲気と率直な語り口のギャップが信頼感を醸して本当に魅力的でした!
藤井先生、ありがとうございました!

 

 


 

<店舗情報>

 

美容鍼・往診治療専門 はり・灸 はりねずみ
愛知県蒲郡市
TEL: 080-9731-5583

 

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