最近、「美容鍼灸」の話題について、友人たちからの食いつきの良さを感じているライター沼田です。
そんなときは「ひとくちに美容鍼灸と言っても、いろいろな手法があるのよ…」とついつい立体造顔美容鍼®についてアツく語ってしまいがち。
それだけの熱量を、取材させていただく先生方から頂いています!
JMCAA公認 立体造顔美容鍼®
上級技術マスター鍼灸師
飯野良平先生
第21回目は、埼玉県朝霞市「リケア鍼灸整骨院」を運営されている飯野 良平(いいのりょうへい)先生です。
高校時代はバスケットボール部で活動されていた飯野先生。「スポーツトレーナーになりたい!」と夢を持ち、鍼灸師の資格を取得するため進学されました。
夢を実現するため、スポーツトレーナーとして活動している先生の元に弟子入りし、2つ目の資格となる柔道整復師の学校に入学。さらに鍼灸接骨院で鍼灸師として働きながら勉強するという「3つの草鞋(わらじ)」を履いての努力を続けられた飯野先生。
そんな飯野先生から、「JMCAAの美容鍼灸を選んだ理由」を伺ってきました!
(聞き手:フリーライター・キャリアコンサルタント 沼田絵美)
沼田)まずは、JMCAAのセミナーに参加された理由を教えてください。
先生)2018年に独立し、友人と二人でリケア鍼灸整骨院を開業しました。鍼灸整骨院としての差別化を考えたときに、メインメニューとして打ち出せる特徴を作る必要がありました。それが、「美容鍼灸」に着目したきっかけです。朝霞市には美容鍼灸を打ち出している鍼灸院がなかったということもあります。
メインメニューとして打ち出すからには、きちんと体系だった学びを通した技術を提供する必要があります。その学びができる場所を探すなかで、JMCAAの存在を知りました。
沼田)立体造顔美容鍼®上級技術マスター認定鍼灸師を目指そうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?
先生)実は、JMCAA以外にもいくつかの勉強会に参加してお話を伺いました。比較検討して、良いと思った点は3つです。
一つ目は、美容と医療という基本的な知識の提供が他の団体と比べてしっかりしていたこと。
二つ目は、基礎コースのレクチャーが大変わかりやすかったこと。
三つ目が、「引き上げて打つ」という上級技術の基本の考え方に惹かれたことです。
特に三つ目のポイントは、一般的な知識を持っている鍼灸師にとってはむしろ「そんなことをしてはいけないのでは…?」と感じてしまうくらいにギャップを感じることもあるかもしれません。
しかし、お客様に「引き上げて、鍼を打ちます」とご説明すると、その言葉を聞くだけで喜んでいただけます。言葉だけで、お客様に良いイメージを持っていただけることは強みですね。
沼田)基礎技術と比べて上級技術を習得するために苦労された点はありますか?
先生)今まで習得してきた鍼灸の手技では感じることのない「違和感」を乗り越えるのに苦労しました!
手もつりそうになりますし、打つ場所が右から左に変わっただけで見え方が変わってしまう。私は上級コースで講座の間隔を詰めて設定していただいたのがよかったです。もしも1回1回の講座の間隔があいていたら、もっと難しかったように思います。
沼田)JMCAAで技術や理論を学んだことで、鍼灸師の仕事にどのようなプラス効果がありましたか?
先生)実は上級技術マスター認定を取得する前から、美容鍼灸のメニューはあったのです。しかし、今から思えば自信をもってご提供できていなかった。私自身が男性で、正直なところそれまで美容についての知識は疎かったこともあると思います。
認定を取ることで美容の基礎から知識を得て、自信をもって女性のお客様に施術できるようになりました。
「なぜたるみがおこるのか」「なぜしわができるのか」具体的にお話できるようになり、自分のなかで鍼灸と結びつけられるようになったのが大きいと感じます。
沼田)鍼灸師として一番大切にしていることを教えてください。また、院のアピールポイント、もしくはこだわりを教えてください。
先生)「説明」を重点的に行なっています。美容鍼灸であればカウンセリング、体のお悩みであれば問診になりますが、どちらも30分はかけます。鍼灸接骨院ですが、保険適用のお客様はほとんどいらっしゃいません。施術も含めると、1時間以上の時間をかけて丁寧に向き合っています。
沼田)晴れて上級技術マスター認定コースを修了されましたが、これからお仕事でどのように生かしていきたいですか?もしくはどう生かしていますか?
先生)美容鍼灸を受けられたすべてのお客様に満足いただけるように、これからもずっと努力したいと思います。
将来的には、スタッフに指導ができるようにもなりたいですね!
沼田)JMCAAの会員になって良かったなと思うことを教えてください。
先生)Facebookの会員用オンラインサロンを通じた横のつながりができたことです。個人開業の鍼灸接骨院のつながりでは、どうしても世界が狭くなりがちです。特に美容については、普段意識することがない男性の場合新しい知識を吸収する機会は少ないので、とても参考になります。
沼田)最後に、これから上級技術マスター認定コースを受けようと思っている人へ一言アドバイスをお願いします。
先生)不安のなかで、手探りで取り組みはじめた美容鍼灸ですが、認定を受けたことで大きな自信となりました。自信のあるなしで、パフォーマンスが大きく変わります。
また、美容鍼灸の認知度が上がり、多くの鍼灸院で「美容鍼灸」のメニューを取り入れるようになっています。しかし、結果は大きく違うでしょう。メニューに取り入れるなら、ぜひ、JMCAAで学ばれることをおすすめします。
~取材を終えて~
高校時代の飯野先生の夢、「スポーツトレーナー」についてのお話を伺っていたときのこと。
「どうして柔道整復師や理学療法士など別のジャンルではなく、鍼灸師を真っ先に選ばれたのですか?」と伺ったら、「鍼を打つってかっこいいなと…」と男の子らしいお答え。
思わず笑顔になってしまったのですが、その後続けて、「他の資格でも扱える分野を学びつつ、鍼は鍼灸師にしか扱えないという点に惹かれました」というお話を頂きました。
夢を実現するための原動力は、素直な感性と冷静な判断力の2つだったのかもしれないなあ…と感じました。そして、それをJMCAAでの技術習得にも発揮されたのではないでしょうか。
そんな飯野先生が選んでくださったJMCAAの立体造顔美容鍼®、朝霞市から広めていただきます!
先生、ありがとうございました!
<店舗情報>
リケア鍼灸整骨院
〒351-0011 埼玉県朝霞市本町3丁目1−47
TEL:048-423-3147