JMCAA×長野式臨床研究会 共催セミナー立ち上げにあたり

JMCAA×長野式臨床研究会 共催セミナー立ち上げにあたり

2018.08.16


JMCAA×長野式臨床研究会 共催セミナー立ち上げにあたり


この度、日本メディカル美容鍼協会(以下JMCAA、代表:岡本真理)は、長野式臨床研究会(代表:長野康司先生)と共に、「美容鍼灸の効果を上げる長野式治療入門セミナー(仮)」をスタートすることとなりました。
本企画の背景と経緯について、少し以下に説明を加えたいと思います。

JMCAA代表の岡本真理が運営する麻布ハリークでは、平成23年頃より所属鍼灸師が長野式臨床研究会主催のセミナーなどに参加・勉強を続け、長野式を取り入れた全身治療にあたってきました。
その治療効果と再現性の高さは目覚ましく、今でも麻布ハリークの基本施術方針の教科書的存在として、スタッフ全員で長野式治療の一部を学び、その素晴らしさを顧客と共に日々実感しています。

鍼灸師が全身治療としての美容鍼灸を提供するためには、身体の治療技術の向上が求められることは言うまでもありません。それを裏付けるように、平成30年6月に行ったJMCAAの会員アンケートでは、今後学びたいコンテンツの第1位として「美容のための全身治療」に票が集まりました。
身体の健康あっての美容鍼ですから、当然といえば当然ですが、やはり鍼灸師の皆さんのニーズが高いことも改めて実感できました。

少し大きな視点に立ってみると、近い将来、医師が病院で美容鍼を提供するのが当たり前の時代になり、鍼灸師が美容鍼で生き残っていくためには2つの道が残されていると考えます。
一つは、医師と同等に美容医療のプロフェッショナルになること。
もう一つは、美容につながる全身治療を提供できること。
このどちらかもしくは両方を備えないと、鍼灸師が美容鍼の道で生きていくことは難しくなっていくでしょう。逆にいえば、この二つを備える鍼灸師は、どんな時代になっても必ず活躍できます。

これまでJMCAAの認定コースでは、美容医療のプロフェッショナルになることを主眼にしてきました。
そして次は、美容につながる全身治療の習得を支援するために、美容鍼灸の臨床で直面する顧客の身体の悩み・症状に対し高いレベルで対応できる「長野式治療」を学べる場を企画検討し始めることになりました。
しかし、我々が長野式治療を皆様にお伝えするには無理があり、やるからには本家本元の「長野式臨床研究会」に共催をお願いしたいと考え、依頼したところ、私共の目的や趣旨にご賛同いただき今回実現することとなったのです。

本セミナーはまだ仮題ですし、開催日程や内容についても固まっておりませんが、これまで長野式治療をしっかり学んだことのない先生に、また美容を目的とした全身治療を学びたい先生に、必ずや喜んでいただける内容になることを確信しています。

決まっているのは、JMCAAの講師は岡本真理が、長野式臨床研究会の講師は岩島信吾先生(同会東北支部長/岩島治療院院長)が務めること。そして、会場は東京からスタートします。
詳細の概要が決まりましたら、また改めて各所でご案内いたします。
どうぞ楽しみにお待ちください。

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