JMCAA会員インタビューvol.30 中石 真人先生

新型コロナウイルスが日常生活に大きく影響するようになってから、1年が過ぎようとしています。
1年前はまさか「数年にわたって日常生活が大きく変わることになる」とは想像もできなかった方も多いのではないでしょうか。
こんな歴史的な変化のなかで、美容への学びや技術習得の歩みを止めず、前を向いて進む方のお話を伺うだけで、こちらも前向きな気持ちになれます。
今月も、地域に新しい技術を広める先生のお話を伺えました!

 


 

 

JMCAA公認 立体造顔美容鍼®
上級技術マスター鍼灸師
中石 真人先生

 

第30回目は、広島市中区で「なかいし鍼灸院(美容鍼サロンHARI51併設)」を運営されている中石 真人(なかいし まさと)先生です。

中石先生が鍼灸と出会ったのは野球部の活動に打ち込んでいた高校時代。内野手だった中石先生は、慢性的な肩の痛みで練習に集中できないことが長く続いたそうです。

鍼灸をすすめられ藁をもすがる思いで治療を受けたところ、鍼を打たれた瞬間こそ「痛い!」と感じたものの、直後からはっきり効果を感じ、長く悩んでいた痛みがなんと1回の施術で解消。部活引退を前に進路を決める際「やりきった野球の次の目標」として、鍼灸師の道を選ばれ、鍼灸大学に進学されました。

病院で働きながら、社会人3年目には柔道整復師の資格を取るための勉強をスタート、28歳で地元広島に鍼灸院を開院と、順調に鍼灸師としてのキャリアを積まれた中石先生に、美容鍼灸に対する思いや学びのスタイルを伺いました!

 

(聞き手:フリーライター・キャリアコンサルタント 沼田絵美)

 

 

 

沼田)まずは、JMCAAのセミナーに参加された理由を教えてください。

 

先生)美容鍼灸について学ぼうと思ったきっかけは、実は自分自身のためではありません。

当時運営していた鍼灸院に、もう一人スタッフを雇っていました。しかし、どうしても院長である私の指名割合が多くなってしまいます。そのスタッフのために治療とは違う新しいメニューを開発しようと考えて、鍼灸専門誌で存在を知っていた美容鍼灸を検討することにしました。そのためにはきちんと院長である私が責任をもって理解し、実践できなければいけません。調べ始めたら、自分も真剣に勉強したくなりました(笑)

「美容鍼灸 セミナー」と検索すれば、たくさんの候補が出てきます。そのなかでJMCAAを選んだのは、「医師との連携が取れていたから」です。ほかのセミナーでは鍼灸師とドクターの連携について触れている団体は多くありません。

治療でも、西洋医学をベースに、医療用語できちんと説明できるかを大事にしています。

 

 

沼田)立体造顔美容鍼®上級技術マスター認定鍼灸師を目指そうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

 

先生)私は、基礎技術に申し込んだはじめから基礎技術だけでなく、上級技術マスター認定まで学ぶと決めていました。やはり、時間とお金という投資をした結果が、自分に返ってくるのだと思います。

 

 

沼田)基礎技術と比べて上級技術を習得するために苦労された点はありますか?

 

先生)正直なところ、「苦労」と感じたことはありません。しかし準備をすること、自分の頭でしっかり考えることは必要です。実技の前には、動画で予習をしました。この予習はとても大事なことです。

もちろん、難しくないという意味ではありません。みなさんが「苦労」とお話しされる「今までの鍼灸との違和感」は、実際に今でも感じます。でも、その「違和感」は克服しなくてもいいと思っているのです。

何が難しいと感じるのか、例えば極端に「僕にとってやりやすい方法」と「やりにくい方法」どちらも大阪会場講師の松下先生にチェックしてもらったところ、「やりにくい方法」の方がきちんと効果を出せるとわかった。もちろん僕にとってです。

しかし、やりにくいからと言って「効果」をあきらめることはできません。「結果」にいかにこだわるかということが大切だと考えています。

 

 

 

 

沼田)JMCAAで技術や理論を学んだことで、鍼灸師の仕事にどのようなプラス効果がありましたか?

 

先生)可能性が広がりました。治療の鍼は、「良くなったら終わり」です、しかし、美容は違います。美容鍼サロンHARI51をなかいし鍼灸院に併設オープンしたのは2021年の1月から。まだ始まったばかりですが、実はほとんどのお客様は治療後に美容に興味をもって継続してくださる方ばかりです。

もう一つは、美容に対する考え方が広がったことです。治療では「痛みをとる」という結果を求めます。しかし美容は、「自分が満足すること」「自分が楽しいと思えること」を大切にする価値観があるということは、男性である私からは新鮮でした。お客様や美容師さんなど、女性に相当質問しましたよ!

 

 

沼田)鍼灸師として一番大切にしていることを教えてください。また、院のアピールポイント、もしくはこだわりを教えてください。

 

先生)鍼の技術はもちろんプラスアルファである聞くこと、見抜くことに力を入れています。お客様によって同じ症状であっても使う言葉を変えるなど、小さな工夫を積み重ねています。

 

 

 

 

沼田)晴れて上級技術マスター認定コースを修了されましたが、これからお仕事でどのように生かしていきたいですか?もしくはどう生かしていますか?

 

先生)「治療あっての美容鍼」ここを活かしていきたいですね。

対象が幅広い美容鍼灸をきっかけに、治療につなげたいとお考えの方も多いと思うのですが、私は逆です。治療では完結してしまうクライアントとの関係を、美容鍼があることでずっと続けられる。その関係性のなかで、体の不調があれば早期に対応・メンテナンスができる理想的なつながりができあがると考えています。

 

 

沼田)JMCAAの会員になって良かったなと思うことを教えてください。

 

先生)新しい情報が定期的に入ることです。常に進化していくことが必要です。医療では「1年前と違う」ことは当たり前。常に勉強し、新しく良いものは取り入れていきたいです。もう一つの公認技術である「ICCO式美顔はり」ももちろん学んでいます!

 

 

沼田)最後に、これから上級技術マスター認定コースを受けようと思っている人へ一言アドバイスをお願いします。

 

先生)美容鍼灸を、きちんとした形でお客様に提供したいなら受講すべきと思います。確かに無料のセミナーも、さまざまな団体で用意されていますが、最後まで学びきることをおすすめします。「さわり」だけで学べるものはそれなりの結果。大変さは必ず自分の糧になりますから!

 

 

~取材を終えて~

 

取材では先生方の「人となり」を伺いたくて、皆様にお届けする「定例の質問」以外にもたくさんの質問をさせていただきます。実はそちらにも心動かされるエピソードがたくさん出てきます。

中石先生のお話で思わず「すごい!」と声が出てしまったお話を最後にご紹介します。

28歳で自分の鍼灸院をオープンされる前に、地元広島では体験できない「自分の考え方に合う治療方法を実践する東京の鍼灸院」をリストアップ。なんと3か月もの間、マンスリーマンションを借りてその治療方法を実践している鍼灸院を1軒ずつ、すべて自腹を切って体験して回られたそうです。


調べる時はとことん調べる」という中石先生が選んでくださったJMCAA。
これからもご期待に応えるべく進化し続けていかなくてはなりませんね!

 

 


 

<店舗情報>

 

なかいし鍼灸院(美容鍼サロンHARI51併設)
〒730-0012広島市中区上八丁堀4-28 松田ハイツ702
TEL: 050-1255-9166

 

 

 

 

 

 

JMCAA会員オンラインサロンのご紹介

本コラムでは、JMCAAが会員さん向けに運営している無料オンラインサロンのご紹介をいたします。
オンラインサロンには、主に2つの役割があります。

1.会員さんからの日々の質問に回答する
2.協会から会員さんへ新しい情報を提供する


具体的な内容を知っていただくには、実際の活用例を見ていただくのは一番です。
それぞれの活用例を見ていきましょう。

 

 

 


 

 

【会員さんからの日々の質問に回答する】

 

会員さんからいただいたご質問には、協会代表の岡本、副代表の田中、事務局の川畑が中心に回答をしていきます。
質問内容によっては、認定講師や会員さんから回答いただくこともありますし、我々だけで判断が難しい場合は皮膚科医らの意見を聞いたうえで回答をしています。

会員の皆さんからは、
「疑問点はいつでも質問して回答をもらえるから安心して施術を行えます」
「他の先生の質問と回答を見ることでいつも勉強になっています」
というような嬉しいお声をいただいています。

オンラインサロンで実際にあった質問と回答をいくつかピックアップして画像で紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしょうか?

上記でご紹介したのは質問のうちほんの一部ですが、皆さんが日頃の臨床でぶつかる疑問や、目の前のクライアントへの対応法についてリアルタイムにご質問いただき、疑問を解消にお役立ていただけているのがお分かりいただけたのではないでしょうか。

 

 


 

 

【協会から会員さんへ新しい情報を提供する】

 

 

オンラインサロンでは皆さんからの質問に回答するだけではなく、協会からの情報連絡や情報提供も行っています。

事例でお見せするように、公認技術の提供に必要な新しい知見、美容鍼に関する新たな情報、学術面をフォローアップするための勉強用動画などを随時共有しています。

では、いくつか実際の投稿を見ていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

上記でお見せした通り、通常のセミナーではお伝えしきれない情報や、新たに分かったことをリアルタイムで共有しています。

学術的な動画解説も随時アップしていますので、会員さんが継続的に学んでいただける取り組みを行っています。

過去にJMCAA主催の1DAY基礎コース、ICCO式美顔はり基礎セミナーに参加された方は、ご入会後すぐにオンラインサロンに参加いただくことができます。
※JMCAAに入会するためには、どちらかの基礎セミナーに参加いただくことが必要です。

入会書類を紛失された方は、こちらのフォームから入会申請することが可能ですので、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

 

JMCAA会員インタビューvol.29 河合百子先生

二回目の緊急事態宣言もなんとか終わりが見えてきた2月の下旬、JMCAA会員インタビューをオンラインで実施しました!
生活が大きく変わってから間もなく一年が過ぎようとしていますが、この大変な最中にも将来や夢のために力強く行動してこられた先生方のお話から、勇気をいただきます。
この春から新しいことにチャレンジしてみようかな?という気持ちになるインタビュー記事をお届けします!

 


 

 

JMCAA公認 立体造顔美容鍼®
上級技術マスター鍼灸師/認定講師
河合百子先生

 

第29回目は、岐阜県岐阜市でエステと美容鍼灸の女性専用サロン「シャルム」を運営されている河合百子(かわいももこ)先生です。

エステティシャンとしてエステサロンにお勤めだった20代のころ、職業柄腰を痛めてしまうことがあり、偶然通った鍼灸院で美容鍼灸に出会った河合先生。

15年ほど前の当時、美容鍼灸を取り入れていた鍼灸院は今よりもはるかに少なく、まさに奇跡的な出会いとなりました。

当時から「30代で独立」を目指していた河合先生は、国家試験を受けてリンパと美容鍼灸のサロンを作ろうと心に決められます。

子育て、昼間はエステティシャンの仕事、夕方からは鍼灸師を目指す学生と3足の草鞋で3年間の夜間鍼灸学校に通われ無事に鍼灸師資格を取得。2013年からご自身のエステ・鍼灸サロンを開業されています。

そんな河合先生がJMCAAに出会ったきっかけから、学びをどのように活かしてきたかのストーリーを紹介します!

 

(聞き手:フリーライター・キャリアコンサルタント 沼田絵美)

 

 

 

沼田)まずは、JMCAAのセミナーに参加された理由を教えてください。

 

先生)自分のサロンをオープンする前に、まずは鍼灸の実務経験を積みたかったので、美容鍼灸をメニューにしていた個人経営の鍼灸院でのお仕事に2年間従事しました。

その後、自分のサロンをオープンし、美容鍼灸もメニューとして施術していたのですが、オープンして1年ほどたったころ「結果にたいしての物足りなさ」を感じて美容鍼灸の勉強会を探しました。

そのとき偶然検索にヒットしたのがJMCAAの名古屋会場の勉強会、基礎技術コースの第一回目です(事務局注:2018年1月開催)。5万円弱の参加費で座学あり、実技ありでしっかり教えていただいて「よし!明日から取り入れよう!」と思えましたね。

 

 

沼田)立体造顔美容鍼®上級技術マスター認定鍼灸師を目指そうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

 

先生)実は、基礎技術コースを受講した3年前、すぐにはJMCAAの会員にはなっていません。その間、ほかの美容鍼灸のスクールも受講しています。いろいろなことを勉強してみたかったので。そんななか偶然秋元先生と出会い、JMCAAの補助講師としてお声をかけていただいたのが1年ほど前のことです。

 

 

沼田)基礎技術と比べて上級技術を習得するために苦労された点はありますか?

 

先生)基礎技術は、いわば「次の日から実践できる」と思える技術です。シンプルに狙った筋肉に対して鍼を打つことになりますから。それに比べて、上級技術はトレーニングが必ず必要になります。どこにどう鍼をうったら皮膚がとまるのか、1日では、とても「できるような気」すらしません(笑)

今振り返ってみれば、基礎技術も少しずつ自己流になってしまいがちで、継続してトレーニングを続けることが大切だと感じるようになりました。

 

 

 

 

沼田)JMCAAで技術や理論を学んだことで、鍼灸師の仕事にどのようなプラス効果がありましたか?

 

先生)お客様の反応が違います。例えば、それまで実施していた美容鍼灸では初めてのお客様のリピートが10人に4人程度だとしたら、上級技術を使った施術だと、7人~8人くらいその日に次の予約を入れて帰られるくらいです。仕上がりが違うことをお客様ご自身が気づかれるのだと思います。

 

 

沼田)院のアピールポイント、もしくはこだわりを3つ教えてください。

 

先生)自分のサロンを持つうえで、こだわってきたことはこの3点です。
・エステと鍼灸を同時に受けていただける
・個人サロンだからこそのゆったりとした施術を受けていただける
・技術だけではなく、カウンセリングの時間を大切にする

それを感じられる雰囲気づくりのため、家のような温かい雰囲気が出るような照明にしつつ、生活感は出ないインテリアで揃えるなど、工夫しています。

 

 

沼田)晴れて上級技術マスター認定コースを修了されましたが、これからお仕事でどのように生かしていきたいですか?もしくはどう生かしていますか?認定講師としての意気込みも併せて教えてください!

 

先生)認定講師を目指しませんか?というお声をいただいた時には、「私は補助講師としての活動だけでも十分です!」という気持ちだったのです。責任の重さにも悩みました。

でも「やってよかった」と今では思います。皆さんの前でお話しているうちに、子どものころ、学級委員のような「人前に出ること」が好きだったな、ということを思い出しました。講師として新しい学びがあることにも喜びを感じます。

 

 

 

 

沼田)JMCAAの会員になって良かったなと思うことを教えてください。

 

先生)やはり、勉強会をはじめとした根拠ある知識の更新を続ける機会があることです。
つい「自己流」になってしまいがちな技術だけに、取り残されない環境は必要だと思います。JMCAAに限らず、積極的に学びを続けていきたいです!

 

 

沼田)最後に、これから上級技術マスター認定コースを受けようと思っている人へ一言アドバイスをお願いします。

 

先生)基礎技術は基礎技術でもちろん素晴らしい。さらに、「もっともっとお客様に結果を出したい!」と思われる方にとって、学んだ知識以上に自分の力になるのが上級技術です。

お客様にご提供する美容鍼灸をより良いものにしたいと思われるなら、ぜひチャレンジしてください!

 

 

~取材を終えて~

 

お若くて体力があったころとはいえ、昼間お仕事を調整しながら子育てもし、難しい国家資格が控える勉強が必要な学校に夜間3年も通われた時はさぞ大変だったでしょうね……」と、エピソードを伺って思わず「どれだけ苦労されたことか」と想像してしまった私。

それに対して河合先生は、「実は、そうでもなかったんですよ~!」と明るく返してくださいました。

夜間の学校なこともあり、もともと「働きながら学ぶ」という両立を応援してくれる環境があったこと、社会人として働きながら鍼灸学校で学ぶ仲間がいたこと、楽しかった思い出として話されるトークに引きこまれます。

さらに「夢は大きく!自分のサロンを名古屋、大阪、東京と広げていきたいと思っているのですよ」と将来の夢も教えていただきました。

「モチベーションを高めあえるような勉強会に参加したい」とお探しの中部エリアの方、ぜひ名古屋会場の河合先生に合える日を楽しみにしていてください!

 

 


 

<店舗情報>

 

エステ~美容鍼灸~ シャルム
〒501-3146 岐阜県岐阜市芥見嵯峨1-173
TEL: 058-338-2193