JMCAA会員インタビューvol.31 藤岡弘充先生

先日朝のニュースで「日本人は桜を見ると出かけたくなってしまうので、テレビで桜のニュースを流さないでいただきたい」と真剣な顔で医師がコメントしていたのを「面白いこと言うなあ」と笑って見ていたのですが本当でした。
家の近所の桜の名所が人でいっぱいです。

「春」というだけで、なんとなく新しいことをしたくなりますが、去年の春は本当に何もできなかったこともあり、2021年は「去年の分まで新しいことをしたくなる気持ち」が強いのかもしれませんね。
JMCAA会員の先生方は、日常から「新しいこと」への感度と行動力が高い方が多く、いつも力をいただきます!

 


 

 

JMCAA公認 立体造顔美容鍼®
上級技術マスター鍼灸師
藤岡弘充 先生

 

第31回目は、神奈川県相模原市で「はり灸院こうえい」を運営されている藤岡弘充 (ふじおかひろみち)先生です。

サラリーマン時代、深夜まで残業続きだったことを心配した奥様に「新しい可能性」として整体・マッサージの仕事を勧められ、それをきっかけに31歳でキャリアチェンジしたことが「最初の一歩」になった藤岡先生。

サラリーマンから接骨院に転職され、「国家資格を取ろう」と働きながら、人気があり受験倍率の高い学校に連続チャレンジ、3年目に鍼灸専科の合格を勝ち取って鍼灸師資格を取得されました。

そこから美容鍼灸との出会い、ご自宅で営まれる「はり灸院こうえい」の患者さんへの思いを教えていただきました!

 

(聞き手:フリーライター・キャリアコンサルタント 沼田絵美)

 

 

 

沼田)まずは、JMCAAのセミナーに参加された理由を教えてください。

 

先生)美容鍼灸の存在を本格的に知ったのは、在籍していた鍼灸学校が卒業生を対象に開催した講座です。
自分の鍼灸院を開院する少し前のことだったので、患者さんへのご提供メニューを増やせれば、と考えました。開院してから数年は治療メインで、美容鍼灸はメニューの一部にある、という程度。自分なりに情報収集していましたが、「レベルアップしたいな」という気持ちがありました。

そんな時に偶然、鍼を購入しているトワテックのメルマガで、岡本先生の立体造顔美容鍼® 1DAY基礎コースが案内されて。岡本先生のことは以前から書籍やトワテックのYouTubeチャンネルなどで一方的に存知あげており、開業して数年後からトワテックの美容鍼灸講座動画で岡本先生の手技を参考にしていたことにも何か縁を感じ、申し込むことにしたのです。

 

 

沼田)立体造顔美容鍼®上級技術マスター認定鍼灸師を目指そうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

 

先生)1DAY基礎コースで、すぐに「自分がやってきた美容鍼灸の流れにどう組み込めるか」というイメージが付きました。1DAY基礎コースを受けたら自然と「さらに上を目指したい」と思うのではないでしょうか。パルスの機械も、すぐに新しいものを購入しましたよ!

 

 

沼田)基礎技術と比べて上級技術を習得するために苦労された点はありますか?

 

先生)ここは皆さん同じだと思いますが、「リフトアップの技術習得」につきます。左手(押手)の使い方、今までと違う刺鍼の体勢、角度、痛みをなくして打つ技術……ほかにも難しいことはたくさんあります。やるべきことは明確なのですが。

上級技術講習では、練習毎に担当講師に40項目以上あるチェックシートで3段階の技術評価を受け、要練習の項目があれば次の講習までにそこを重点に修正する練習を繰り返し行ないました。

私の場合、日程を詰めて立体造顔美容鍼®上級技術マスター認定講習を受けたので、長いときは1日4時間、要練習項目を千本ノックのようにひたすら鍼を打ったことも。

もちろん、帰宅しても感覚を忘れないうちに次回の講習までJMCAAの上級技術動画を何度も見て、妻を相手に要練習項目の練習です。 何度も練習を繰り返していると、ある時、自分のイメージ通り打てた、という瞬間がきます。そこまではひたすら練習あるのみです。

 

 

 

 

沼田)JMCAAで技術や理論を学んだことで、鍼灸師の仕事にどのようなプラス効果がありましたか?

 

先生)リピートの患者さんが増えましたし、院の平均単価が上がりました。明確に数字に表れています。立体造顔美容鍼®上級技術にEMS(低周波)微弱電流を組み合わせたプレミアムコースは、スタンダードコースと比較して数千円高いメニューですが、こちらの方が人気があります。
『立体造顔美容鍼』をやっている鍼灸院をピンポイントで検索して来院された方もいました。

 

 

沼田)鍼灸師として一番大切にしていることを教えてください。また、院のアピールポイント、もしくはこだわりを教えてください。

 

先生)鍼灸師としても、院としても「親切・丁寧」が根っこにあることを大切にしています。カウンセリングでも施術でも、親切で丁寧であることですね。鍼灸は、「いろいろ回ってみて、最後の砦のような気持ち」で来る方が少なくありません。そんな方の不安を払拭できればと思います。
技術以前に『この先生なら大丈夫』と思ってもらわなければ、鍼打たせてもらえませんから。

 

 

 

 

沼田)晴れて上級技術マスター認定コースを修了されましたが、これからお仕事でどのように生かしていきたいですか?もしくはどう生かしていますか?

 

先生)日々の施術に生かすことはもちろんですが、医学に裏打ちされた美容鍼灸への安心感をもっと伝えていきたいです。

立体造顔美容鍼®上級技術マスター認定鍼灸師資格を取得したのをきっかけに、ホームページもリニューアルしました。院のホームページは私が自分で作成していますが、鍼が初めての方の「刺される恐怖感」が軽くなるようなイメージを大切にしています。そのために、モデルさんとプロのカメラマンさんに依頼して、わかりやすく写真で伝わるように工夫しました。

サイトをご覧いただいたことがきっかけの新しい患者さんも増え、リニューアルしてよかったなと感じています。

2021年4月末からはもうひとつのJMCAA公認技術『ICCO美顔はり』認定コースを受講することも決まっているので、『立体造顔美容鍼』と『ICCO式美顔はり』を融合させるメニュー作りを含めて、夏頃に美容鍼灸コースの大幅なリニューアルを計画中です。

 

 

 

 

沼田)JMCAAの会員になって良かったなと思うことを教えてください。

 

先生)コロナ禍の影響で、集まっての勉強会などは難しくなりましたが、オンラインで技術指導を受ける機会や、Facebookの会員オンラインサロンを通じた質疑応答の機会があり安心です。ひとりよがりな技術にならないためにも、皆さんと共有しながら学べることは大切です。

 

 

沼田)最後に、これから上級技術マスター認定コースを受けようと思っている人へ一言アドバイスをお願いします。

 

先生)練習がうまくいかない時など、心折れそうになるかもしれません。目先の技術を得ることはもちろん大切なのですが、技術を習得した先には「患者さんやお客様の喜ぶ顔が待っているんだ」という気持ちをもてるなら大丈夫ですよ、とお伝えしたいです。

 

 

~取材を終えて~

 

マッサージの仕事をはじめられたきっかけを伺った際「奥様がマッサージをすすめられた理由」についてさらに質問させていただきました。「もともと奥さんがマッサージに興味があったのですが、本人は手首が弱かったので、できなかったんですね」とのこと。安定した会社員を辞めてまで、となるとなかなかハードルが高いような印象がありますが、「たまたま」とおっしゃる軽やかさに驚きました。

さらに驚いたのは藤岡先生の「探求心と向上心」。例えば、HP経由の集客はサイト作成から流入データ管理まで、すべてご自身で管理されているとのこと。

「あらゆる鍼灸院のサイトをチェックしましたよ」とのお言葉に、「フットワークは軽く、でも安易な方に流されない」という仕事上の大切な考え方を感じさせていただきました!

 

 


 

<店舗情報>

 

はり灸院こうえい
〒252-0211 神奈川県相模原市中央区宮下本町1丁目4−4
TEL:042-814-7143