JMCAA×長野式臨床研究会 共催セミナー立ち上げにあたり


JMCAA×長野式臨床研究会 共催セミナー立ち上げにあたり


この度、日本メディカル美容鍼協会(以下JMCAA、代表:岡本真理)は、長野式臨床研究会(代表:長野康司先生)と共に、「美容鍼灸の効果を上げる長野式治療入門セミナー(仮)」をスタートすることとなりました。
本企画の背景と経緯について、少し以下に説明を加えたいと思います。

JMCAA代表の岡本真理が運営する麻布ハリークでは、平成23年頃より所属鍼灸師が長野式臨床研究会主催のセミナーなどに参加・勉強を続け、長野式を取り入れた全身治療にあたってきました。
その治療効果と再現性の高さは目覚ましく、今でも麻布ハリークの基本施術方針の教科書的存在として、スタッフ全員で長野式治療の一部を学び、その素晴らしさを顧客と共に日々実感しています。

鍼灸師が全身治療としての美容鍼灸を提供するためには、身体の治療技術の向上が求められることは言うまでもありません。それを裏付けるように、平成30年6月に行ったJMCAAの会員アンケートでは、今後学びたいコンテンツの第1位として「美容のための全身治療」に票が集まりました。
身体の健康あっての美容鍼ですから、当然といえば当然ですが、やはり鍼灸師の皆さんのニーズが高いことも改めて実感できました。

少し大きな視点に立ってみると、近い将来、医師が病院で美容鍼を提供するのが当たり前の時代になり、鍼灸師が美容鍼で生き残っていくためには2つの道が残されていると考えます。
一つは、医師と同等に美容医療のプロフェッショナルになること。
もう一つは、美容につながる全身治療を提供できること。
このどちらかもしくは両方を備えないと、鍼灸師が美容鍼の道で生きていくことは難しくなっていくでしょう。逆にいえば、この二つを備える鍼灸師は、どんな時代になっても必ず活躍できます。

これまでJMCAAの認定コースでは、美容医療のプロフェッショナルになることを主眼にしてきました。
そして次は、美容につながる全身治療の習得を支援するために、美容鍼灸の臨床で直面する顧客の身体の悩み・症状に対し高いレベルで対応できる「長野式治療」を学べる場を企画検討し始めることになりました。
しかし、我々が長野式治療を皆様にお伝えするには無理があり、やるからには本家本元の「長野式臨床研究会」に共催をお願いしたいと考え、依頼したところ、私共の目的や趣旨にご賛同いただき今回実現することとなったのです。

本セミナーはまだ仮題ですし、開催日程や内容についても固まっておりませんが、これまで長野式治療をしっかり学んだことのない先生に、また美容を目的とした全身治療を学びたい先生に、必ずや喜んでいただける内容になることを確信しています。

決まっているのは、JMCAAの講師は岡本真理が、長野式臨床研究会の講師は岩島信吾先生(同会東北支部長/岩島治療院院長)が務めること。そして、会場は東京からスタートします。
詳細の概要が決まりましたら、また改めて各所でご案内いたします。
どうぞ楽しみにお待ちください。

平成30年「鍼灸の日」イベント参加報告


平成30年4月9日「鍼灸の日」に、メディア向けの鍼灸PRイベントが開催されました。
当協会も本イベントの特別協賛として参加し、協会代表の岡本真理(写真左端)が登壇し、ゲストらとのトークセッションや、ゲストへの「立体造顔美容鍼®」の美容鍼施術デモンストレーションを行いました。

本イベントには、元AKBの増田有華さん、雑誌「VOCE」専属モデルの田辺かほさん、三愛水着楽園17代目イメージガールの黒木麗奈さんが参加され、また特別ゲストとして「ひふみん」こと、加藤一二三さん(元棋士)が参加され、華やかかつ和やかな場となりました。



岡本は、モデルの田辺かほさんの施術を担当させていただき、施術後は「目が開きやすくなった気がします。あと鍼が刺さってたところがシュッと上がったような気がします」と仰っていただけました。
※田辺さんの施術体験の様子はこちらのモデルプレスの記事でもご覧いただけます。

施術後は、田辺さんとも記念写真をパチリ
うっとりするほどの超絶美肌の持ち主で、とっても素敵な方でした!



本イベントは、たくさんの鍼灸師の先生方、メーカさん、販社さんが参加され、ともに盛り上げた素晴らしい会となりました。
業界の皆さんと共に一緒に鍼灸を盛り上げていきたいとあらためて思った一日となりました!



パルス美容鍼に関する当協会の見解


【2024/05/07追記】
低周波鍼通電を行う際は、「鍼灸の安全対策サイト(公益社団法人全日本鍼灸学会臨床情報部安全性委員会作成)」から出されている、「鍼電極低周波治療器の安全確保のための基準に関する勧告」をご確認いただくことをお勧めします。


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(以下、原文)

平成29年12月現在、低周波治療器を用いた美容鍼施術(以下パルス美容鍼という)は日本全国で広く普及しており、その有効性・安全性はパルス美容鍼を提供する鍼灸師のなかで経験的に蓄積され、年間のパルス美容鍼施術数は推定5万件を超えます。

多くのパルス美容鍼施術が提供されているなかで、パルス美容鍼特有の重篤な有害事象や重大なトラブルは本協会では確認しておらず、低周波治療器を開発販売するメーカーや、相当数のパルス美容鍼施術を提供する美容鍼専門院の先生方に問い合わせても、問題となる特有の事象は把握していないとの回答を得ています。

一方、最近になって、顔面神経麻痺に対して低周波治療が推奨されていない事実を元に、表情筋に対するパルス美容鍼の安全性について心配する声が上がっています。

実際に、日本顔面神経研究会が出版した「顔面神経麻痺診療の手引き-Bell麻痺とHunt症候群-」のなかで、「神経筋電気刺激(低周波治療)は有害である(グレードD)」とされており、さらにその解説のなかで、「低周波治療は神経筋刺激による筋収縮を起こし、骨格筋の神経再生に有効な物理療法である。しかし、ENoG値40%の顔面神経麻痺の症例に対しては、患側全体の粗大で強力な筋収縮を誘発するために、神経断裂繊維の迷入再生も促進し、病的共同運動の原因になる。さらに顔面神経核の興奮性亢進をいっそう促して、筋短縮による顔面拘縮を助長することになる。(栢森良二)」との記載があります。

上記を根拠に、「果たして表情筋へのパルス美容鍼は問題ないのだろうか?」「果たしてパルス美容鍼を施術している鍼灸師はこのことを知っているのだろうか?」という自然な疑問につながったわけです。
事実、顔面神経麻痺に低周波治療をしている鍼灸師も多く、ご存知でなかった先生も多いのではないでしょうか。

日本神経治療学会から出されているBell麻痺の標準的神経治療のなかでも、同様の詳細解説を読むことができますので、ぜひご参照ください。

以下は、本件に関する当協会の見解です。

冒頭に触れた通り、年間数万件のパルス美容鍼施術が行われているなかで、パルス美容鍼特有の重大な有害事象報告は上がってきていません。
その状況下で、「顔面神経麻痺の患者にパルスは有害である」=「パルス美容鍼は有害である」と結論付けるのは早計だと考えます。
何故なら、パルス美容鍼が有害であると結論付けられた研究は無いことに加え、我々はそのリスクの可能性だけを論じるのではなく、ベネフィットも合わせて論じるべきだからです。

一方で、パルス美容鍼を提供する鍼灸師は、顔面神経麻痺の患者に低周波治療は推奨されていないことを頭に入れ、その理由や表情筋の特性をしっかりと理解して施術に当たるべきです。
例えば、顔面神経麻痺の方やその既往歴のある方にはパルス美容鍼は避け、それ以外の方にも必要以上に粗大な表情筋運動は避けるべきでしょう。
過去の経験からみて可能性は低くても、表情筋への通電で何かしらの問題が起きるリスクはゼロではないからです。
本協会サイトで無料ダウンロードできる美容鍼問診票の雛形にも「顔面神経麻痺の過去診断の有無」を確認できる項目を追加いたしましたので、皆さまにご利用いただければ幸いです。

また、「パルス美容鍼は有益である」という主張も、その根拠は、理論や経験に基づくものでしかなく、実際に有効性・安全性を検討した研究は殆どありません。
これは、美容鍼全体に言えることですが、有効性・安全性を検討する研究の推進は大きな課題ですので、協会としても積極的に取り組んでいきたいと考えています。

最後に、
当協会でもパルス美容鍼を「立体造顔美容鍼®の基礎技術」として受講者の皆さまにお伝えしていますが、パルス美容鍼は、理論的・経験的に有効性・安全性が高く、顧客満足度の高い施術だとの認識・立場に全く変わりありません。

現在パルス美容鍼を提供されている先生方は、周辺知識をしっかり勉強したうえで、引き続き自信を持って安心して施術を提供していただきますようお願いいたします。

当協会主催の「1Day基礎コース」では、顔面神経麻痺への低周波治療や、パルス美容鍼のリスクマネジメント、表情筋の特性について、座学・実技内容に含めて受講者に学んでいただいています。

医学的知識に基づく美容鍼を学びたいという先生は、ぜひ「1Day基礎コース」や、その後に続く協会の勉強会にて共に学んでいきましょう。

皆さまと力を合わせて、より良い美容鍼を創り、健康で美しい社会に貢献したいと願っています。


文責:日本メディカル美容鍼協会 代表 岡本真理



【注意事項】
※本見解は、当協会独自のものです。美容鍼施術、パルス美容鍼施術を提供するにあたっては、各自周辺知識を十分に勉強し、自己責任のもと行っていただきますようお願いいたします。

※本協会は、パルス美容鍼のすべての有害事象を把握できているわけではありません。重大な有害事象等があった際は、何かしらの形で皆様に情報共有したいと考えております。

※本見解は、平成29年12月時点でのものとなります。今後の知見次第では変わる可能性があるということをご理解ください。

コラム:美容鍼の最先進国は?


皆さん、お疲れ様です。日本メディカル美容鍼協会事務局の川畑です。

今回のコラムでは、「美容鍼の最先進国がどこか?」を考えるため、2つの視点で検証してみたいと思います。

では、さっそく、最初の方法から検証してみましょう。



googleインデックス数で「情報量」を知る


アメリカや韓国では、「女優さんたちが美容に鍼を取り入れている」なんて見聞きしますが、実際に美容鍼って流行っているのでしょうか?

もちろん米国在住の人に聞けば、その人の主観的情報は手に入るのですが、何事も客観的データで分析することも大切です。

その答えを見つけるのに適切なのは、やっぱりインターネット(google)が一番!
というわけで、まずはgoogle検索結果のページ数(インデックス数)で比べてみましょう。

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「美容鍼」=201万件
「美容鍼灸」=624万件
「cosmetic acupuncture」=38万4千件
「facial acupuncture」=42万8千件
「한방침」=49万5千件

※平成29年10月5日現在
※他にも候補のキーワードはあると思います。
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英語圏、韓国でのインデックス数と比べ、圧倒的に日本が多いのがわかります。
インデックス数が多い=情報が多いということですから、単純に日本のほうが英語圏や韓国より10倍以上、美容鍼の情報が多いということですね。

情報が多いということは、それを発信する事業者・メディア・利用ユーザーも多いということです。
ちなみに、国ではなく、各国の都市で比較した場合も同様の傾向にあります。



googleトレンドで「需要・興味」を知る


さて、次は私が好きな「googleトレンド」で、人々の需要・興味を比べてみましょう。

見づらくて恐縮ですが、下図は、2004年~2017年現在までの、日本・英語圏・韓国それぞれの美容鍼関連キーワードの検索数のトレンドです。
※画像クリックで拡大されます。

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赤=美容鍼(日本)
緑=facial acupuncture(英語圏)
黄=cosmetic acupuncture(英語圏)
青=미용침(韓国)

※平成29年10月5日現在
※「미용침」の検索数は少なすぎて検出されないので「한방침」で比較
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結論として、2013年くらいまでは「美容鍼」に対する日本と英語圏の人々の検索数(=興味・関心)はほぼ同じくらいだったのですが、ここ3~4年、日本の伸びがぶっちぎりなのがわかります。

逆に英語圏は10年以上前は結構ニーズがあったのに、日本のようなブレイクスルーは起きずに人々の興味は下火になり、今に至ると見てとれます。

10年以上前に米国で少し流行した美容鍼は、日本に渡り、日本で独自の進化を遂げた結果、いつの間にか逆転していたのです。



今や日本が美容鍼の最先進国!だからこそ・・・


各国を比較する視点は、専門店舗数の比較などまだまだありますが、今や日本が世界をリードする美容鍼の先進国だということは間違いありません。

しかし、本当の先進国になるためには、「量」と共に、「質」が重要になります。

美容鍼が「国民に必要とされる当たり前の美容法」になるためには、美容鍼を担う先生方一人ひとりが、知識も技術もレベルアップしないといけないのです。

それが達成されてこそ、その先に「美容鍼」と「鍼灸」のさらなる繁栄が生まれると私は信じています。

共に学び、共に成長しましょう!


次回の「1Day基礎コース」は、平成29年12月3日に開催します。

JMCAA美容鍼研究支援助成金


名称:
JMCAA美容鍼研究支援助成金


目的:
日本メディカル美容鍼協会(JMCAA)では、安全で効果的な美容鍼の確立と普及を目指し、また美容鍼灸学の発展に寄与することを目的として、美容鍼の有効性・安全性に関する研究を行う研究者を支援します。


支援の内容:
対象研究の研究費助成


対象研究:
① 美容鍼の有効性を検討する研究
② 美容鍼の安全性に関する研究


研究期間:
最大2年間


助成金額:
1研究当たり300,000円以内


公募期間:
平成29年9月15日~平成29年10月31日
※公募期間は、予告なく変更になることがあります。


採用件数:
最大2件


応募方法:
所定の応募書類をメールにて提出してください。
本プロジェクト助成への応募を希望する方、またご質問がある方は、下記までメールにてご連絡ください。
応募書類については、メールにて返送させていただきます。

JMCAA美容鍼研究支援助成金担当宛
info@jmcaa.net


応募資格:
下記①と②の両方に当てはまる研究者
① 日本国のはり師きゅう師免許所持者、または医師免許所持者
※応募書類提出時に免許証の写しを提出いただきます。
② 大学、または法令上研究機能をあわせ有する病院に所属する研究者


審査基準:
① 研究計画・予算が公募内容に沿っており、実行実現性があること
② 研究実施可能な研究組織に属していること
③ 過去の研究実績と論文発表の業績


助成金受給者の義務:
本プロジェクトの支援を受けた研究者は、下記の義務が生じます。
① 助成金支給の対象となった研究の期間内の完了
② 助成金の適正使用
本助成金は、受給決定後に送付する「研究助成金の使途に関する注意事項」に従って使用ください。
③ 研究報告・収支報告の提出
研究経過・収支については、毎年度末に中間報告を提出してください。
また研究終了後3か月以内に研究報告・収支報告を提出してください。収支報告には、領収書等の証拠書類を添付してください。
④ 本助成金によって行われた研究を論文等(学会・研究会発表も含む)で発表する場合は、日本メディカル美容鍼協会の助成を受けて行った研究である旨を明示してください。
⑤ 研究開始前に、研究倫理委員会等で承認を得てください。


助成金の返還:
① 助成金受給者の義務に背いた場合、対象の研究助成金は返還していただきます。
② 研究の継続が研究者側の都合で困難となった場合、対象の研究助成金は返還していただきます。
③ 研究終了後、研究助成金に用いた研究費の総額が助成金額に満たなかった場合、その残額を返還いただきます。


審査結果:
審査結果は、申請者宛にメールで通知します。
別途、採択書や承認通知等、書面にてのご用意はございません。本メールをもって代えさせていただきます。
なお、審査基準および個別の審査内容の詳細等については、一切お答えできませんのであらかじめご了承ください。また、採否にかかわらず、ご提出いただいた書類の返却は行いません。


助成金の交付:
審査結果通知後、申請者の個人口座に助成金を振り込みます。

第1回「1Day基礎コース」開催報告

平成29年7月23日(日)に、都内にて本協会主催「第1回 1Day基礎コース」(参加者19名、スタッフ3名総勢22名)が開催されました。
12時にスタートしたセミナーを、写真を交えて振り返っていきます。


まず第Ⅰ部は、「立体造顔美容鍼®基礎技術の座学」からスタートしました。
皮膚・顔面の筋肉の構造、知っておくべき美容医療の知識、美容医療と美容鍼の効果や特徴の違い、鍼通電による電気筋刺激の効果理論、立体造顔美容鍼®の基礎技術の手順、低周波治療器の使い方、抜鍼技術などについて動画を交えてお伝えいたしました。
皆さん、一生懸命配布資料にメモを取られていたのが印象的でした。



第Ⅱ部は、「立体造顔美容鍼®基礎技術の実技練習」です。
お隣通し二人一組でそれぞれ実技練習をします。
立体造顔美容鍼®の基礎技術では、首肩の筋肉のほぐしから始まり、表情筋・骨格筋に刺鍼・通電するリフトアップ技術と、ほうれい線・目の下のクマ・眉間のしわへの症状別刺鍼技術、抜鍼技術を学んでいただきます。
皆さん、見本動画を見ながら、刺鍼する筋肉の場所や深さ・角度、通電方法を練習いただき、分からないところはその都度講師陣の指導を受けながら実技練習が進んでいきました。



第Ⅲ部は、「美容鍼のカウンセリング」です。
本セミナーでは、症状別カウンセリング、内出血カウンセリングの基本トーク例を資料にて配布します。
まずは講師の岡本が、カウンセリング用の画像資料に沿って、基本カウンセリングトーク見本を皆さんにお伝えしました。
そのあとは、参加者の皆さんにも、カウンセリング用画像に沿って、カウンセリングトークのロープレ練習をします。この日は、顔のたるみと内出血について、お隣通しでお互いに画像を見せながら基本トークを話す練習をしました。
カウンセリングのトーク練習をすることってなかなか無いと思いますが、皆さん、前向きに楽しそうに取り組んでいらっしゃいました。



そして、いよいよ第Ⅳ部では「立体造顔美容鍼®基礎技術の実技テスト」です。
皆さん本日2度目の実技ということもあって、とても手早く上手に刺鍼・通電されることに驚きました。
19名全員が制限時間内に2つのチェックポイントをパスし、無事全員が実技テストに合格!
立体造顔美容鍼®の基礎技術は、手順がわかりやすく再現性が高いため、習得のスピードも速く、明日からの施術にすぐに活かしていただけることを再確認いたしました。



セミナー終了後は、質疑応答や協会からのご案内をさせていただき、全員で集合写真をパチリ!
皆様、大変お疲れさまでした!



◆◆◆アンケート結果の公開◆◆◆
(回答数18名/参加19名中)


Q1:本セミナーに参加されて、全体の満足度を教えてください。
非常に満足:13名
満足:4名
どちらでもない:1名
やや不満:0名
不満:0名
Q2:本セミナーの配布資料について、満足度を教えてください。
非常に満足:13名
満足:4名
どちらでもない:1名
やや不満:0名
不満:0名
Q3:本セミナーの参加費について、受講後のご印象を教えてください。
安いと思う:1名
やや安いと思う:2名
適正だと思う:11名
やや高いと思う:4名
高いと思う:0名


「第2回 1Day基礎コース」は、平成29年10月1日に開催します。
すでに半分の席が埋まっておりますので、ご検討中の方はお早めにご検討ください!

消費者庁による無資格施術に関する注意喚起

平成29年5月26日に消費者庁から、「法的な資格制度がない医業類似行為の手技による施術は慎重に」というリリースが発表されました。
実際のリリースは、消費者庁のホームページに掲載されていますので、ぜひご一読ください。

リリースの要旨を簡単にまとめると、「無資格者による施術事故がたくさん報告されているから、国民の皆さんそれらの施術を受ける際は色々と気をつけましょうね」というものです。

逆に、「安全かつ有効な施術を提供していれば、無資格でもこれまで通り営業自体には縛りはない」とも読めます。

今後も無資格者によるリラクゼーション施術や整体・カイロ施術自体が営業禁止となる可能性は低いと考えられますし、国の対策としては、今回のような消費者への注意喚起や業界団体への注意喚起、また問題が発生した各企業への行政指導が中心となっていくでしょう。


もちろん、鍼灸師、柔整師、あマ指師は、最低3年間は国家資格を取得するための勉強を積み、その知識レベルを証明する国家資格を有しているので、無資格者と同列で語られるべきではありません。

ただ、その一方で、医療事故を起こす可能性があるのは有資格者も同じです。

美容鍼が広がるのはとても良いことですが、同時に、医療事故によるトラブルが起きないよう、また美容鍼に関してこのような警告が出ないよう、美容鍼を提供する一人一人がより研鑽を積み、高い知識レベル・技術レベルを持って施術を提供する必要があります。

日本メディカル美容鍼協会(JMCAA)では、美容鍼施術による内出血について、説明同意書の基本雛形を提供しております。
これから美容鍼を始めるという皆様、また説明同意書を使用していないという方は、ご参考いただけますと幸いです。
また協会主催セミナーでは、正しいカウンセリングやリスクマネジメントについてもお伝えしていますので、自信がないという方はぜひご参加ください。


■本ニュースに関するお問い合わせ
日本メディカル美容鍼協会 事務局
info@jmcaa.net