新企画「JMCAA会員インタビュー」のご報告です!
認定講師や上級技術マスターの先生にインタビューさせていただき、皆さんが認定コースを取得されるまでのいきさつや、立体造顔美容鍼®の技術をどのように生かしているか、さらに治療院のことなどを伺っていきます!
JMCAA公認 立体造顔美容鍼®
上級技術マスター鍼灸師
野田和也先生
第二回目は、愛知県名古屋市で「美容鍼灸サロン しらゆき堂鍼治療院」を開業されている野田和也(のだかずや)先生です。
野田先生の優しさやポリシーが伝わってくるインタビューでした!
また、野田先生が「美容鍼灸サロン しらゆき堂鍼治療院」の内装になぜこだわりを持たれているのか、重大なエピソードをお伺いすることもできました。(聞き手:JMCAA平)
平)まずは、JMCAAのセミナーに参加された理由を教えてください。
先生)私が経営している「美容鍼灸サロン しらゆき堂鍼治療院」を開業する前の準備段階の時に、様々なセミナーを受講して美容鍼の勉強をしている時期がありました。その際に、インターネットで美容鍼のセミナーを探していたら偶然JMCAAのホームページを見つけたことが最初のきっかけですね。
平)また、立体造顔美容鍼®上級技術マスター認定鍼灸師を目指そうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?
先生)元々、JMCAAのホームページを見ていた時から、立体造顔美容鍼®の「引き上げながら鍼を打つ技術」を魅力的に思い、JMCAAのセミナーを受けてみようと思いました。そのため、最初からその技術を習得するまで勉強しようと考えていたんです。
ただ、初めは3つの「1Day基礎コース」、「上級技術マンツーマン入門セミナー」、「上級技術マスター認定コース」の概要や仕組みなどをいまいち把握しきれていなかったので、最初の基礎コースを受講した際に、3つのコースの流れや習得できる技術を教わり、そこで「上級技術マスター認定コース」まで受けることに決めました。
平)基礎技術と比べて上級技術を習得するために苦労された点はありますか?
先生)基礎コースで教わるのは鍼を打つポイント、パルス鍼の流し方など美容鍼の基礎的なことなので私は比較的すんなりと習得できました。
ただ、上級技術になると、今まで自分でやってきた鍼の打ち方と、立体造顔美容鍼®の押し手で引き上げながら打つという手法が根本的に違っていたので、まずはそこから練習しなければいけませんでした。もちろんやり慣れていない打ち方を習得するのに苦労しましたね。また、鍼を打つラインやポイントも考慮しないと効果がしっかり出ないのでそこも大変でしたね。
平)JMCAAで技術や理論を学んだことで、鍼灸師の仕事にどのようなプラス効果がありましたか?
先生)私は元々美容鍼をメインに提供していこうと思っていましたので、上級技術を習得したこと全てがプラスになっていますね!
上級技術を習得してからは、お客様の9割の方に立体造顔美容鍼®を提供していますので、この技術が自分の仕事の“柱”になっていると日々実感していますね。
平)鍼灸師として一番大切にしていることを教えてください。また、院のアピールポイント、もしくはこだわりを3つ教えてください。
先生)鍼灸師として一番大切にしていることは、基本的なことですが「自分が納得して提供できることしかやらないこと」ですね。お客様に、美容鍼で「出来ないこと」を「出来るかもしれない」と曖昧に伝えないことや、自分の中できちんと腑に落としたことしかお伝えしないようにしていますね。その代わりに、自分で自信をもって提供できることに関してはお客様に 丁寧にお伝えしています。
特に美容鍼を受けたいと思っていらっしゃるお客様は、「ほうれい線が1回の施術で消える」「しみがきれいになくなる」など美容鍼にかなり期待をもって来店される方が多いので、そういうお客様に誇張して効果を話さずに、「原因があってほうれい線やしみができているので、こういう施術が必要になります」と誠実に対応するようにしています。
院のこだわりやアピールポイントに関してですが、1点目は、お客様の要望をきちんと時間をかけてお伺いするようにしています。今抱えているお悩みももちろんですが、将来的にどうなるのを防ぎたいか、どうなっていくのが不安なのかなど、しっかりヒアリングしていますね。
2点目は、当院は美容に特化しているものの、私が開業前に鍼灸整骨院で働いていたこともあり、身体の施術もセットで行っていることです。美容鍼を目的にして来店された方が身体とセットで受けられる方もいますね。特に、寝つきが悪い・寝てもすぐに起きてしまうなどの不眠や自律神経に関わる不調をしっかり整える治療に力を入れているのもポイントですね。
3点目は、実は鍼灸師になる前に建築士として働いていたので、その経験や知識を生かして内装にもこだわっていることです。院内は淡い緑やピンク、ホワイトを基調にしており、テイストの違った鏡を複数配置したり、照明も工夫しています。(スタッフ注:この記事の最後に内装のお写真も掲載していますのでぜひご覧ください。)
ちなみに、私が建築士から鍼灸師に転職したきっかけは、建築士の仕事を辞めた時に、知り合いの美容師さんにその方が通っている鍼灸接骨院を紹介されて、「これからは介護と医療の時代だわよ」と勧められたことですね(笑)私自身も小中高とずっと野球をやっていて、鍼灸接骨院に通っていたこともあり、鍼灸に馴染みがあったのも大きかったです。
平)晴れて上級技術マスター認定コースを修了されましたが、これからお仕事でどのように生かしていきたいですか?もしくはどう生かしていますか?
先生)実際にお客様にいざ美容鍼を順序立てて説明するのは難しいですし、説明に時間がかかりますよね。
立体造顔美容鍼®は骨格や解剖学的にも理にかなっており、メカニズムにも沿ったやり方なので、私自身も理屈が腑に落ちやすいですし、「引き上げて鍼で止めていく」などお客様へも説明しやすく、またお客様も聞いていて分かりやすいと思います。
平)JMCAAの会員になって良かったなと思うことを教えてください。
先生)美容鍼の技術を学べることが一番大きいですね。
また、当院では私一人で施術をしているので、「こういう場合はどうしたらいいのかな」と疑問が生まれくるのですが、Facebookの会員オンラインサロンでの質問のやりとりを見て他の先生方がどう対応されているかを知れるのもいいですね。
他にも、今の美容業界の流れを知ることができるのも会員ならではの特典だなと思いますね。
平)最後に、これから上級技術マスター認定コースを受けようと思っている人へ一言アドバイスをお願いします。
先生)受けて損はないと思うので、シンプルに受講した方がいいと思います!私が今まで勉強していた美容鍼の中でも一番分かりやすいと思います。
~取材を終えて~
今回野田先生にインタビューさせていただくなかで、まだまだ認知度が低い美容鍼の仕組みや効果を、正しく誇張なくお客様に説明するのが、お客様にとっても大切ですし、美容鍼業界にとっても重要だなとあらためて感じました。
また、野田先生の鍼灸師になった面白いきかっけやエピソードを知ることができて、とてもラッキーな取材になりました!
野田先生、ありがとうございました。
<サロン情報>
美容鍼灸サロン しらゆき堂鍼治療院
〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須3丁目36-20 スクエアアパートメント204
TEL:052-684-8239