JMCAA会員インタビューvol.29 河合百子先生

二回目の緊急事態宣言もなんとか終わりが見えてきた2月の下旬、JMCAA会員インタビューをオンラインで実施しました!
生活が大きく変わってから間もなく一年が過ぎようとしていますが、この大変な最中にも将来や夢のために力強く行動してこられた先生方のお話から、勇気をいただきます。
この春から新しいことにチャレンジしてみようかな?という気持ちになるインタビュー記事をお届けします!

 


 

 

JMCAA公認 立体造顔美容鍼®
上級技術マスター鍼灸師/認定講師
河合百子先生

 

第29回目は、岐阜県岐阜市でエステと美容鍼灸の女性専用サロン「シャルム」を運営されている河合百子(かわいももこ)先生です。

エステティシャンとしてエステサロンにお勤めだった20代のころ、職業柄腰を痛めてしまうことがあり、偶然通った鍼灸院で美容鍼灸に出会った河合先生。

15年ほど前の当時、美容鍼灸を取り入れていた鍼灸院は今よりもはるかに少なく、まさに奇跡的な出会いとなりました。

当時から「30代で独立」を目指していた河合先生は、国家試験を受けてリンパと美容鍼灸のサロンを作ろうと心に決められます。

子育て、昼間はエステティシャンの仕事、夕方からは鍼灸師を目指す学生と3足の草鞋で3年間の夜間鍼灸学校に通われ無事に鍼灸師資格を取得。2013年からご自身のエステ・鍼灸サロンを開業されています。

そんな河合先生がJMCAAに出会ったきっかけから、学びをどのように活かしてきたかのストーリーを紹介します!

 

(聞き手:フリーライター・キャリアコンサルタント 沼田絵美)

 

 

 

沼田)まずは、JMCAAのセミナーに参加された理由を教えてください。

 

先生)自分のサロンをオープンする前に、まずは鍼灸の実務経験を積みたかったので、美容鍼灸をメニューにしていた個人経営の鍼灸院でのお仕事に2年間従事しました。

その後、自分のサロンをオープンし、美容鍼灸もメニューとして施術していたのですが、オープンして1年ほどたったころ「結果にたいしての物足りなさ」を感じて美容鍼灸の勉強会を探しました。

そのとき偶然検索にヒットしたのがJMCAAの名古屋会場の勉強会、基礎技術コースの第一回目です(事務局注:2018年1月開催)。5万円弱の参加費で座学あり、実技ありでしっかり教えていただいて「よし!明日から取り入れよう!」と思えましたね。

 

 

沼田)立体造顔美容鍼®上級技術マスター認定鍼灸師を目指そうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

 

先生)実は、基礎技術コースを受講した3年前、すぐにはJMCAAの会員にはなっていません。その間、ほかの美容鍼灸のスクールも受講しています。いろいろなことを勉強してみたかったので。そんななか偶然秋元先生と出会い、JMCAAの補助講師としてお声をかけていただいたのが1年ほど前のことです。

 

 

沼田)基礎技術と比べて上級技術を習得するために苦労された点はありますか?

 

先生)基礎技術は、いわば「次の日から実践できる」と思える技術です。シンプルに狙った筋肉に対して鍼を打つことになりますから。それに比べて、上級技術はトレーニングが必ず必要になります。どこにどう鍼をうったら皮膚がとまるのか、1日では、とても「できるような気」すらしません(笑)

今振り返ってみれば、基礎技術も少しずつ自己流になってしまいがちで、継続してトレーニングを続けることが大切だと感じるようになりました。

 

 

 

 

沼田)JMCAAで技術や理論を学んだことで、鍼灸師の仕事にどのようなプラス効果がありましたか?

 

先生)お客様の反応が違います。例えば、それまで実施していた美容鍼灸では初めてのお客様のリピートが10人に4人程度だとしたら、上級技術を使った施術だと、7人~8人くらいその日に次の予約を入れて帰られるくらいです。仕上がりが違うことをお客様ご自身が気づかれるのだと思います。

 

 

沼田)院のアピールポイント、もしくはこだわりを3つ教えてください。

 

先生)自分のサロンを持つうえで、こだわってきたことはこの3点です。
・エステと鍼灸を同時に受けていただける
・個人サロンだからこそのゆったりとした施術を受けていただける
・技術だけではなく、カウンセリングの時間を大切にする

それを感じられる雰囲気づくりのため、家のような温かい雰囲気が出るような照明にしつつ、生活感は出ないインテリアで揃えるなど、工夫しています。

 

 

沼田)晴れて上級技術マスター認定コースを修了されましたが、これからお仕事でどのように生かしていきたいですか?もしくはどう生かしていますか?認定講師としての意気込みも併せて教えてください!

 

先生)認定講師を目指しませんか?というお声をいただいた時には、「私は補助講師としての活動だけでも十分です!」という気持ちだったのです。責任の重さにも悩みました。

でも「やってよかった」と今では思います。皆さんの前でお話しているうちに、子どものころ、学級委員のような「人前に出ること」が好きだったな、ということを思い出しました。講師として新しい学びがあることにも喜びを感じます。

 

 

 

 

沼田)JMCAAの会員になって良かったなと思うことを教えてください。

 

先生)やはり、勉強会をはじめとした根拠ある知識の更新を続ける機会があることです。
つい「自己流」になってしまいがちな技術だけに、取り残されない環境は必要だと思います。JMCAAに限らず、積極的に学びを続けていきたいです!

 

 

沼田)最後に、これから上級技術マスター認定コースを受けようと思っている人へ一言アドバイスをお願いします。

 

先生)基礎技術は基礎技術でもちろん素晴らしい。さらに、「もっともっとお客様に結果を出したい!」と思われる方にとって、学んだ知識以上に自分の力になるのが上級技術です。

お客様にご提供する美容鍼灸をより良いものにしたいと思われるなら、ぜひチャレンジしてください!

 

 

~取材を終えて~

 

お若くて体力があったころとはいえ、昼間お仕事を調整しながら子育てもし、難しい国家資格が控える勉強が必要な学校に夜間3年も通われた時はさぞ大変だったでしょうね……」と、エピソードを伺って思わず「どれだけ苦労されたことか」と想像してしまった私。

それに対して河合先生は、「実は、そうでもなかったんですよ~!」と明るく返してくださいました。

夜間の学校なこともあり、もともと「働きながら学ぶ」という両立を応援してくれる環境があったこと、社会人として働きながら鍼灸学校で学ぶ仲間がいたこと、楽しかった思い出として話されるトークに引きこまれます。

さらに「夢は大きく!自分のサロンを名古屋、大阪、東京と広げていきたいと思っているのですよ」と将来の夢も教えていただきました。

「モチベーションを高めあえるような勉強会に参加したい」とお探しの中部エリアの方、ぜひ名古屋会場の河合先生に合える日を楽しみにしていてください!

 

 


 

<店舗情報>

 

エステ~美容鍼灸~ シャルム
〒501-3146 岐阜県岐阜市芥見嵯峨1-173
TEL: 058-338-2193

 

 

 

 

 

 

鍼灸学校における美容鍼教育支援の取り組み(全国提携校のご紹介)

本コラムでは、JMCAAが行っている鍼灸学校における美容鍼教育支援の取り組みをご紹介します。

これから鍼灸学校で美容鍼を学びたいと考えていらっしゃる高校生、社会人の皆様にもぜひ読んでいただけると嬉しいです。

 

 

 

この10年で美容鍼の認知度は大きく高まり、多くの高校生・社会人の方が美容鍼灸の道を目指して鍼灸の専門学校や大学に入学する時代となりました。

実際に、運営する美容鍼灸サロンの面接でも、「高校生の時から美容鍼をやりたくて専門学校に行きました!」とお話される学生さんは珍しくありません。高校生の時点で社会に出てチャレンジしたいことが見つかるって素晴らしいな、羨ましいなと思いながらお話を聞いています。

専門学校の教員の先生方と情報交換していても、「美容鍼をやりたい子が男女問わずとても多い」「最初から美容の道を目指して入学してくる方が増えた」と一様に仰ります。
実際、各専門学校のホームページを見ても、大半の学校さんが何かしら美容鍼に関する取り組みや情報発信をされており、各学校にとっても美容鍼の重要性が高まっていることがわかります。

いまや美容鍼が専門学校の経営を支える存在となり、鍼灸業界の希望の光の一つになっていることは、この業界に携わる人間として本当に嬉しく感慨深いことです。

多方面からの美容鍼への期待の高まりに背中を押され、私たちJMCAAは2019年から、鍼灸学生の皆さんにも学校の授業を通して「医学的知識に基づく安全で効果的な美容鍼」の技術と知識をお伝えする「JMCAA美容鍼授業パッケージ提供プログラム事業」を開始することになったのです。

 

 

 

具体的には、各専門学校様と提携して協会から講師を派遣し、鍼灸師の先生方にセミナーや認定コースでお伝えしている美容鍼技術と知識を、学校の授業の中で学生の皆さんに習得いただいています。

在学中に協会基礎認定レベルの技術を習得することが出来るため、美容鍼技術としては卒後すぐに即戦力として活躍しやすいですし、就職活動の際にも自分の一つの強みとして自己アピールに生かしていただけると考えています。

※授業の修了だけでは協会認定とはなりません。卒後に正式な入会が必要です。
※一部、難易度の高い技術は学生さんにはお伝えしておりません。


専門学校さんとしても、私たちが現役バリバリの鍼灸師の先生方に教えている技術や知識をそのまま授業パッケージとして提供するので、質の高い美容鍼授業を学生さんに提供することができ、また学生募集や広報の際に他校さんとの大きな差別化を図れるというメリットが生まれます。

鍼灸学生さん、専門学校さん、協会、の「三方よし」にとどまらず、学生さんの就職先、就職先のお客様、これから鍼灸学校に進学される方も含めて、全体に好循環の輪が生まれる取り組みになっています。

各地域で提携できる学校数の制限はありますが、「JMCAA美容鍼授業パッケージ提供プログラム」にご興味のある学校関係者の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

また、これから鍼灸学校に進学を検討されている方は、JMCAAの美容鍼技術をいち早く授業で学ぶことのできる専門学校があるということを知っていただければ幸いです。

 

(文責:JMCAA事務局 川畑)

 

 

全国提携校ご紹介(提携開始順)

 

 

新宿医療専門学校
〒160-0017 東京都新宿区左門町5
TEL:03-3352-6811

 

 

 

日本工学院八王子専門学校
〒192-0983 東京都八王子市片倉町1404-1
TEL:0120-444-700

 

 

 

大阪医療技術学園専門学校
〒530-0044 大阪府大阪市北区東天満2-1-30
TEL:06-6354-2501

 

 

 

 

JMCAA会員インタビューvol.28 福嶋弘美先生

強い日差しにうっかり日焼け、これから浮き出てくるかもしれない染みが怖い……!そんなお悩みを抱えて来店されるお客様も多いのではないでしょうか。
美容と体のお悩みすべてをご相談いただくことも少なくない鍼灸師のみなさまは、日々さまざまなジャンルの知識習得に取り組まれていることかと思います。
私も、「先生方の魅力をそのままお伝えするライティング」を目指して頑張ってまいります!

 


 

 

JMCAA公認 立体造顔美容鍼®
上級技術マスター鍼灸師
福嶋弘美先生

 

第28回目は、石川県加賀市で「福島はり灸院」をされている福嶋弘美(ふくしま ひろみ)先生です。

石川県加賀市で長年「福島はり灸院」を運営されてこられたご主人と福嶋先生が出会われたのは、ご主人が学んだ鍼灸学校でした。

と言っても、同じ鍼灸師を目指す学友ではなく、当時福嶋先生は鍼灸学校の事務職員としてお勤めでいらしたのだそうです。

卒業後、結婚と同時にご主人の地元である加賀市で開業し、以来ご主人のサポートと3人のお子さんの育児にと忙しく過ごされる福嶋先生。

地域の方の役に立つようにとご主人が訪問マッサージに取り組むようになると、出張の時間は院を留守にせざるを得ません。ある日、常連のお客様に「奥さんは(施術を)せんの?」と言われ、「自分が鍼灸師の資格を取れば、お客様をお待たせしなくて済む。もっと主人をサポートできる」と思いつかれました。

数年悩んだ末に鍼灸学校に入学されたのは47歳の時のこと。

そんな福嶋先生が美容鍼灸に出会ったきっかけや、新しい世界に飛び込む勇気が出るメッセージをご紹介します!

 

(聞き手:フリーライター・キャリアコンサルタント 沼田絵美)

 

 

 

沼田)まずは、JMCAAのセミナーに参加された理由を教えてください。

 

先生)美容鍼灸を知ったきっかけは、鍼灸学校の同級生でした。私よりも年齢が上の同級生は二人だけだったのですが、そのうちの一人がもともと化粧品の美容部員さん対象の指導講師をされていた方で、「美容鍼灸をやりたい!」と鍼灸学校に入学された方でした。やりたいことに対してまっすぐな彼女はまぶしくてキラキラしていて。

とはいえ、私自身はこれまで美容に対してそこまで熱心だったわけでもありませんし、年齢的にも「今さら……?」という気持ちもありました。

JMCAAの1DAY基礎コースに申し込んだのも偶然です。たまたま、インターネットで「鍼灸 セミナー」というキーワードを検索したらたどり着きました(笑)

主人は、「何でも好きなことをやってみたらよい」と全力で応援してくれるタイプなので、背中を押してもらって参加しました。名古屋会場があったので、実家のある地域で、安心感があったのも大きいですね。

 

 

沼田)立体造顔美容鍼®上級技術マスター認定鍼灸師を目指そうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

 

1DAY基礎コースが終わって、半年~1年くらい経ったあと、名古屋で無料のセミナー&懇親会がありました。

そこで上級技術マスターに進んだ方にたくさんお会いしました。みなさんどんどん技術を付けられている。「私、せっかく1DAY基礎コースを受けたのに……!」と思って、思わず名古屋講師の秋元先生に、「私もやりたいです」って言ってしまいました。

1DAY基礎コースを受講したときにも、秋元先生に「私が美容鍼灸なんて、今さらですよね」とお話ししたら、「今さら、じゃなくて『今から』ですよ!」っておっしゃってくださったのです。

本当に引っ込み思案な私ですが、いろいろな人に応援してもらいました。

 

 

沼田)基礎技術と比べて上級技術を習得するために苦労された点はありますか?

 

先生)いろいろ……どころか、もう全部です。実際、規定の講習回数よりも多く通いましたし。

マインドからですね。秋元先生はじめ、立体造顔美容鍼®上級技術マスター認定鍼灸師の藤井綾乃先生や、他にもたくさんの先生に相当励まされました。

特に私が苦手だったのが右側の引き上げで……はじめのころ、秋元先生に対して私が鍼を打たせていただいた時も、「こんな痛い思いをしたのは初めて……(涙)」と言わせてしまうくらいで……。それでも、「先生は北陸初の上級技術マスター認定を目指しているのですから!がんばって!」と応援し続けてくださいました。

あとはコツコツ練習です。主人にも練習台になってもらいましたが、はじめは涙目で耐えていましたね……。数をこなすうちに、「痛くないよ、上達したね」と言ってもらえた時は本当にうれしかったです。

 

 

 

 

沼田)JMCAAで技術や理論を学んだことで、鍼灸師の仕事にどのようなプラス効果がありましたか?

 

先生)やっぱりお客様に喜んでいただけた、と実感できることですね。
先日、美容鍼灸をした後に運転免許証の更新に行かれたお客様が「前の写真と比べて目の開き方が違う!!」と喜んでくださって。とてもうれしかったです。

 

 

沼田)鍼灸師として一番大切にしていることを教えてください。また、院のアピールポイント、もしくはこだわりを教えてください。

 

先生)決してお客様、患者さまをぞんざいに扱わないことです。

病院でも鍼灸院でも、治療って少し怖かったりしませんか?
昔、ウルトラマンの人形を抱えて勇気を振り絞っている息子に対して、小児科の先生が「ウルトラマンなんか、守ってくれないぞ!」と叱ったことがあります。私、ショックで泣いて帰ってしまいました。
そのとき主人が、一緒に怒ってくれて。「医療者なら、患者の立場にたってものを言うべきだ」って。
主人が訪問診療をはじめたのも、10年以上寝たきりだった私の祖母を介護していた母が「プロがマッサージに来てくれたらええなあ」と言った一言がきっかけでした。

これまらもお客様に丁寧に向き合っていきたいと思います。

 

 

沼田)晴れて上級技術マスター認定コースを修了されましたが、これからお仕事でどのように生かしていきたいですか?もしくはどう生かしていますか?

 

先生)美容というと、「女性のもの」というイメージがありますが、男性にももちろんおすすめしたいです。年齢や性別に関係なく、「お肌の調子が良くてうれしいな」くらいのゆったりした気持ちで、たくさんの人に体験してもらえたらうれしいです。

 

 

 

 

沼田)JMCAAの会員になって良かったなと思うことを教えてください。

 

先生)私は引っ込み思案なだけでなく、本当に口下手で……。最初、お客様に美容鍼灸について上手に説明ができませんでした。

今は「PROTALK(※)」の画面をお見せしながらわかりやすくご説明できるので、とても心強く思っています。


※)福嶋先生はJMCAAが推奨している美容鍼のカウンセリングアプリPROTALK(プロトーク)を利用されています。

 

 

沼田)最後に、これから上級技術マスター認定コースを受けようと思っている人へ一言アドバイスをお願いします。

 

先生)立体造顔美容鍼®上級技術マスター認定の技術は、お客様にすぐに結果を実感いただけます。

今は「術前・術後」の写真などを広告に使用することもできません。(※医療広告ガイドラインに基づいた規制)そんな環境では大きな強みになります。

そんな技術を、マンツーマンで受講できます。「大勢の受講者がいて聞きにくい」という心配もありません。岡本代表も各地の先生も皆さん話しやすい方ばかりです。

ぜひ、頑張ってくださいね!

 

 

~取材を終えて~

 

福嶋先生ご夫婦の名字に使われている漢字は「ヤマドリ」、店舗名では「福島」になっているのはなぜかしら……?

そんな疑問を最後にお尋ねしました。

「主人が、『お店の看板にヤマドリは難しいから、簡単な字にしよう』って決めたんです。本当は地名でもよかったけど、主人の父が『それだと誰がやっているのかわからん』ってことで、お客様が分かりやすいように選んだ名前です。」

自分の名前に対するこだわりよりも、相手を優先する姿勢を大事にされる福嶋先生ご夫妻。私も福嶋先生を見習って、もうちょっと主人に優しくしようと反省した取材日でした……。

福嶋先生、ありがとうございました!

 

 


 

<店舗情報>

 

福島はり灸院
〒922-0034 石川県加賀市大聖寺荒町32
TEL:0761-73-1273

 

 

 

 

 

 

 

 

JMCAA会員インタビューvol.27 福島麻衣子先生

「心配なことや不安なことが多すぎて、ストレスが……。」という会話をすることが増えている今日この頃。
しかし、JMCAAの会員インタビューにはいつも元気づけられます。それはやはり、どの先生も新たな学びを通して手に入れられたキラキラの未来を目標に持っていらっしゃるからでしょうか……?
フレッシュな気持ちのおすそ分けをいただけて、毎月うれしく思います!

 


 

 

JMCAA公認 立体造顔美容鍼®
上級技術マスター鍼灸師
福島麻衣子先生

 

第27回目は、大阪・梅田で「アロマプラス鍼灸院」を運営されている福島麻衣子(ふくしままいこ)先生です。

福島先生はもともと、アロマセラピストとして活躍されてこられ、そのキャリアをさらに活かすべく鍼灸師資格を取得されました。長く運営してこられたクリニック併設のアロマサロンを、現在は鍼灸院としても活用しておられます。

国際資格:英国ITECアロマセラピスト
国英国バッチ財団登録プラクティショナー
NARDアロマテラピー協会認定アロマインストラクター
一般社団法人ICAAセラピスト・インストラクター

鍼灸師以外にも、4つの資格をお持ちの福島先生。「健康な心と健康な身体が、健康な美しさをつくる」というお考えのもと、長くアロマセラピストとして活動されてこられました。

そんな福島先生が鍼灸師として一歩を踏み出したきっかけから、JMCAAでの学びとの出会いを伺いました!

 

(聞き手:フリーライター・キャリアコンサルタント 沼田絵美)

 

 

 

沼田)まずは、JMCAAのセミナーに参加された理由を教えてください。

 

先生)実は、セミナーに申し込む2~3年前から、JMCAAの存在はすでに知っていました。心と体、そして美容をさまざまな分野から学ぶなかで、興味を持ったのです。

私はメンタルクリニック併設のアロマサロン「アロマプラス」を運営してきました。クリニック併設ということもあり、アロマテラピーのスクールに通ってこられるお客様の中には、看護師やドクターなど医療従事者の方も少なくありません。

バッチフラワーレメディ(※1)でも提唱されている「心」と「体」が密接に関係しているということ、つまり、心の不調は体に、体の不調は心に影響する「対等な関係」について、長年スクールでお客様にお伝えしているのですが、ほんとうにたくさんの質問をいただきます。

きちんとお答えするために、やはり医療従事者としてお話しできる国家資格が必要であると常々感じていました。

一念発起したきっかけは、とても悲しい出来事です。
10代からずっと交友を深めてきた友人のひとりを病気で亡くしました。
残った友人たちと、「生きている間に、どれだけのことをやり遂げられただろう。生きている私たちは、やりたいことを諦めることはやめよう」と約束したのです。

「今さら国家資格を取るの?」と言われることもありました。確かに大変です。でも、できる方法を前向きに考えればいい。学びを諦める必要はありません。

鍼灸師の資格を取得してすぐに、知り合いの先生のご紹介や、その流れで、いくつかの美容鍼を学ぶ機会に恵まれました。自分に合った美容鍼を模索していた時期があって、どれも素晴らしいと思っていました。

そんな時、以前から気になっていたJMCAAの講師を友人がしていることを知り、一気に親近感を感じたことが理由です。

※1ホメオパシー医・細菌学者・免疫学者でもあった、エドワード・バッチ博士によって開発された植物を利用して行う癒しのシステム

 

 

沼田)立体造顔美容鍼®上級技術マスター認定鍼灸師を目指そうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

 

先生JMCAAのセミナーに参加した時点で、上級技術マスター認定を目指すことは決めていました。

講師の先生とアシスタントの皆さんの連携が素晴らしく、参加者一人一人に技術の取りこぼしがないように、しっかりと伝えようという気持ちを感じました。

「一目ぼれ」ではありませんが、「出会った!」という感じ。ここに仲間として参加したい!という想いがわいたことを覚えています。

それから、他にも運命を感じたことがあります。

名古屋会場の認定講師である秋元三奈先生とは、私が鍼灸師になる以前からアロマを通じて親交があったのですが、鍼灸について相談するうちに、以前から学びたいと思っていたJMCAAで講師をされているということを知ってびっくり!さらにJMCAAに親近感がわきました。

 

 

沼田)基礎技術と比べて上級技術を習得するために苦労された点はありますか?

 

先生)「片手挿管」です!難しくて難しくて……!普段使わない長さの鍼にも悪戦苦闘。本当に秋元先生にはお世話になりました……。

 

 

 

 

沼田)JMCAAで技術や理論を学んだことで、鍼灸師の仕事にどのようなプラス効果がありましたか?

 

先生)「鍼を使うとなぜ美肌になるのですか?」という、お客様からいただくストレートかつ素朴な疑問に、自信をもってお答えできるようになりました。

JMCAAでは東洋医学と西洋医学を分断していません。顧問のドクターからの医学的なエビデンスをもとにした説明ができることは強みです。人の体を触る者として、質問に端的に答える必要があります。

もちろん、これからも学びは継続していきます。次はICCO式美顔はりの認定コースを受講する予定です。とても楽しみです!

 

 

沼田)鍼灸師として一番大切にしていることを教えてください。また、院のアピールポイント、もしくはこだわりを教えてください。

 

先生)鍼灸師になる前から、サロンに来られるお客様には「何かひとつでも、ストレスを置いて帰ってください」とお話ししています。

リラックスしていただくためには環境も大切ですから、内装にはこだわっています。入口のドアを開けた瞬間から、「癒しの時間」が始まるよう考えて。ピンクやお花のモチーフをふんだんに使っているので、サロンはとても女性らしい雰囲気。

ですが、実は私自身は「私の中身はおじさん!」と思っているくらい(笑)「笑いの取れる鍼灸師」として、ユーモアを忘れずにお客様とコミュニケーションしています!

 

 

 

 

沼田)晴れて上級技術マスター認定コースを修了されましたが、これからお仕事でどのように生かしていきたいですか?もしくはどう生かしていますか?

 

先生)鍼を顔にたくさん打っている写真を見ても、若い方は比較的怖がらずに受けてくださるけれど、やはり私と同世代の方は怖がる方が多いように感じます。

JMCAAでは「痛くないように鍼を打つ」ことについて厳しく教えられます。実際に鍼を打ってみて、「思っていたよりも全然痛くないわ!」と言ってもらえるのはうれしいです。鍼を打ったまま寝てしまうくらいリラックスしてくださる方も少なくありません。

「痛くない」美容鍼技術で、お客様の健康と美容を支えていきたいです。

 

 

沼田)JMCAAの会員になって良かったなと思うことを教えてください。

 

先生)事務局の川畑さんが最高です!本当に頼りになります。何についても物腰丁寧なのに的確で対応が早い。それに岡本先生の求心力。

このお二人の力でしょうか、どんな疑問があってもちゃんと「答え」が返ってくる協会だと感じます。コロナの最中でもJMCAAの情報発信はストップしなかったのはすごいな、と思いました。この情報発信をいつでも受け取れることで、まるでドラえもんのポケットをもらったような気持ちです。

 

 

沼田)最後に、これから上級技術マスター認定コースを受けようと思っている人へ一言アドバイスをお願いします。

 

先生)「片手挿管の練習頑張って!絶対できるようになるから頑張って!!」とこの一言です!

 

 

 

 

~取材を終えて~

 

取材項目にキッチリ回答をご用意くださったうえ、取材に使用するZOOMも、初めての利用で事前にヘッドセットまで準備してくださった福島先生。

取材当日まで、「なんて真面目なお人柄……!」とイメージしていたら、1時間の取材中、私は笑いっぱなしで久しぶりに顔が筋肉痛になりました……。

サービス精神が旺盛な先生が多いなあ……ということは、上級技術マスター鍼灸師のみなさんを取材していつも感じることですが、なかでも福島先生の明るさは感動レベルです!

「中身はおじさん」とおっしゃられる福島先生ですが、「見た目は女優の伊藤かずえさんに似ている!」と思ったことを皆さんにお伝えしておきます。ぜひ今後のJMCAAのイベントで探してみてください!(ちなみに、先生からは「ええ~あき竹城さんじゃなくて?」とコメントいただきましたが断じて伊藤かずえさんだと思います)

福島先生、ありがとうございました!

 

 


 

<店舗情報>

 

アロマプラス鍼灸院
〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1-11-4-600 大阪駅前第4ビル6F
大阪梅田 福島クリニック併設
TEL:06-6343-1201

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「日本メディカル美容鍼協会」の商標登録について

JMCAA プレスリリース

 

日本メディカル美容鍼協会(JMCAA)は、以下のプレスリリースを発表いたします。

 

一部の方から下記掲載の記事内容についてお問い合わせがございましたので、記事の内容と当協会の関係性について説明させていただきます。

当協会を運営するディーネクスト株式会社は、「日本メディカル美容鍼協会」の商標を特許庁に登録しております。記事中にある店舗、団体とは一切関係性はございませんことをここにお知らせいたします。

日本初!メディカル美容鍼灸『ハリウッド式美容鍼®』を提供するサロンが銀座にオープン
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000057670.html

 

 

 

日本メディカル美容鍼協会(JMCAA)の代表顧問は美容皮膚科医であり、我々の2つの公認技術「立体造顔美容鍼®」と「ICCO式美顔はり」は2020年7月11日現在、美容クリニックで提供されております。

JMCAAの協会ビジョンのひとつである「医学的知識に基づく安全で効果的な美容鍼の普及促進」のために、今後も顧問医師等の助言をいただきながら適正な協会運営に努めてまいります。

美容鍼が国民から信頼される美容法になるよう、これからも会員の鍼灸師の皆様とともに尽力します。

 

 

日本メディカル美容鍼協会(JMCAA)

 

-基本情報-

 

協会設立:2017年5月
協会代表:岡本真理 協会副代表:田中一行
協会代表顧問:城野 親德(シロノクリニック 総院長)
会員数234名(2020年7月12日時点)
公認技術:立体造顔美容鍼®、ICCO式美顔はり

 

-本件に関するお問い合わせ先-

 

info@jmcaa.net 担当:川畑

 

JMCAA会員インタビューvol.26 佐々木文也先生

久しぶりの更新となりました!毎月楽しみにして下さっていた皆様には申し訳ありません。
鍼灸師の先生方も、コロナ禍に対応するため、またコロナに不安を感じるお客様のサポートをするためお忙しい日々を過ごされていたのではないでしょうか。
新たな「日常」の参考になるようなインタビューをお届けできるように頑張ります!

 


 

 

JMCAA公認 立体造顔美容鍼®
上級技術マスター鍼灸師
佐々木文也先生

 

第26回目は、広島で「美容鍼コンディショニングサロンjoie(ジョア)」を運営されている佐々木文也(ささきふみや)先生です。

野幼稚園から高校まで剣道に取り組まれていた佐々木先生。すらっと姿勢がよく、「剣士」という印象にぴったりです。高校当時の肉離れやアキレス腱の故障の治療で鍼灸を知り、高校卒業後の進路に鍼灸師への道を選ばれました。

鍼灸の大学卒業後は、クリニックで長年鍼灸師として活躍され、2020年4月から独立してご自身のサロンをオープンされた佐々木先生をご紹介します!

 

(聞き手:フリーライター・キャリアコンサルタント 沼田絵美)

 

 

 

沼田)まずは、JMCAAのセミナーに参加された理由を教えてください。

 

先生)鍼灸師として、「自分のお店を持つ」ということを考えたときに、何か「地域のなかで選ばれる強み」が必要だと考えていました。それを模索し、最終的に選んだのが美容鍼灸です。

広島では、美容鍼灸を扱うところはまだ多くありません。鍼灸院のメニュのひとつとして取り入れるところは徐々に増えては来ていますが、美容鍼灸をリードするような存在はありません。

美容鍼灸を学ぶにあたって、JMCAAを知ったきっかけは、先にJMCAAで学んでいた京都の三牧正先生が大学の同級生で、情報交換をしていたことです。

最終的にJMCAAを選んだのは、「根拠」を明確に提示してくれると感じたから。これまでの鍼灸でも、怪我そのものをみるだけではなく、怪我をした理由や原因を探ること、そのための知識を身に付けることを重視してきました。

「なぜそうなるのか」常に考えるようにしています。その点を重視してJMCAAを選びました。

 

 

沼田)立体造顔美容鍼®上級技術マスター認定鍼灸師を目指そうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

 

先生)1DAY基礎コースの大阪会場を受講して、松下美智代先生に指導いただきました。 そこで提供されたテキストがとてもわかりやすかったのです。変化を目で見て、その変化の理由もわかりやすく解説していただきました。

基礎技術ももちろん勉強になりましたが、それと比較しても上級技術は強みが全く違うと感じました。

そこから、前職の鍼灸院での仕事もしつつ、サロンオープンの準備と立体造顔美容鍼®上級技術マスター認定コースを受講して……。1DAY基礎コースを受けてから、立体造顔美容鍼®上級技術マスター認定鍼灸師になるまでに1年ほどかかりました。

私は広島在住で、大阪会場で受講したため、スケジュールを柔軟に対応いただけたのは助かりました。交通費が少しでも安くなるようにと、1回2時間のコースをまとめて2回、4時間通しで教えて頂いたり。でも本当に大変なので、お近くの方は2時間ずつ分けて受講した方がいいと思います(笑)

 

 

沼田)基礎技術と比べて上級技術を習得するために苦労された点はありますか?

 

先生)これは皆さん共通だと思うのですが、押し手の強さを調整しながら、慣れない片手送管をして、奇麗にリフトアップさせるためのライン取りを考えて…と、頭と目と手を同時に動かすのは本当に難しかったです。

でも、もともと自問自答しながら考え続けることは好きなので、楽しさもありましたよ!

 

 

 

 

沼田)JMCAAで技術や理論を学んだことで、鍼灸師の仕事にどのようなプラス効果がありましたか?

 

先生)美容鍼灸に関わるからには、私自身に説得力が必要です。子どものころアトピーがあったこともあり、高校生くらいから基礎化粧品を使うなど、美容に興味は持っていたのですが、より意識するようになりました。

「そうやって説得力を意識して取り組んでいると、「美容鍼灸」を目的にご来店下さるお客様から、鍼灸の全身治療をご依頼いただくこともあります。

技術や理論は、信頼のベースですね。

 

 

沼田)鍼灸師として一番大切にしていることを教えてください。また、院のアピールポイント、もしくはこだわりを教えてください。

 

先生)お客様の求めていることを理解して、ご提供できるように、自分の持っている力を最大限発揮するよう頑張ります。
それは鍼灸そのもの以外に対しても、意識しています。

美容鍼コンディショニングサロンjoieは、一人ひとりのお客様に丁寧に対応するために、完全予約制です。また、「悪いところを直すために鍼灸に来た」というより「オシャレな美容室に来た」という雰囲気になるようにインテリアにも工夫しています。トータルで満足していただけるよう、努力していきます!

 

 

 

 

沼田)晴れて上級技術マスター認定コースを修了されましたが、これからお仕事でどのように生かしていきたいですか?もしくはどう生かしていますか?

 

先生)お客様のお悩み、特に女性で悩んでおられる方が多い「たるみ」を改善できた!と喜ばれるよう、日々広島に美容鍼灸を広めていきたいです。

将来的には、この広島で鍼灸師の求人数を増やせるように、スタッフや店舗を拡大していきたいと考えています。

 

 

沼田)JMCAAの会員になって良かったなと思うことを教えてください。

 

先生)Facebookの会員用オンラインサロンを通じて、日々岡本代表や川畑さんの回答を確認できることです。

やはり個別の症例について、普段触れることのない質問が出てくると勉強になります。特に、美容整形など他の美容法と美容鍼灸の関わりについては気になります。

 

 

沼田)最後に、これから上級技術マスター認定コースを受けようと思っている人へ一言アドバイスをお願いします。

 

先生)立体造顔美容鍼®上級技術を習得すると、「自分のレベルが上がった」と実感できます。それがそのまま強みになります。

そのぶん習得は大変ですが、ぜひ頑張っていただきたいです!

 

 

 

 

~取材を終えて~

 

佐々木先生が鍼灸師になられてから15年、満を持してご自身のサロン「美容鍼コンディショニングサロンjoie」を開業されたのは2020年4月。日本中、世界中がコロナ禍の真っただ中にあった時のことです。

集客だけでなく、お客様への対応の仕方など、想定されていなかったことが次々に起こったことは想像に難くありません。

「大変だったのでは……」とお声がけしたところ、「もちろん大変ですが、そのぶんSNSで発信を強化できたりもしましたよ!」と明るくお話してくださいました。

剣道で培われたメンタルタフネスと姿勢の良さ、美容鍼灸を広島に広めたいという情熱が多くの方に届くのが楽しみです!

佐々木先生、ありがとうございました!

 

 


 

<店舗情報>

 

美容鍼コンディショニングサロンjoie
〒730-0042 広島市中区国泰寺町1丁目5-27 戸田ビル2F
TEL:090-6430-1669

 

 

 

 

 

 

 

 

JMCAA会員インタビューvol.25 川﨑達也先生

JMCAAの会員インタビューは、「zoom」というWEB会議システムを利用して、お顔を拝見しながらお話を伺わせていただいています。
新型コロナウイルスの影響でさまざまなコミュニケーションの機会がなくなっていますが、この仕組のおかげでJMCAA会員インタビューは今月も無事にお届けできています。
これからも全国各地の先生のお話を伺っていきます!

 


 

 

JMCAA公認 立体造顔美容鍼®
上級技術マスター鍼灸師
川﨑達也先生

 

第25回目は、三重県にある「さくら鍼灸接骨院」で鍼灸師としてご活躍中の川﨑達也(かわさきたつや)先生です。

野球少年だった川﨑先生。高校の野球部の活動で怪我をした際に治療を受けたのが、鍼灸との出会いだったそうです。

部活の先生に「これから鍼灸はもっと一般の方にも普及するのではないか」と勧められたこと、鍼灸学校のオープンキャンパスが楽しかったことなどから、まっすぐ鍼灸師を目指されました。

卒業後は今もお勤めの「さくら鍼灸接骨院」に入職、すでに9年の実務経験を積んでいらっしゃいます。

怪我を中心に対応される鍼灸院で施術者として活躍してきた川﨑先生がJMCAA上級技術マスター鍼灸師になられるまでには様々な「出会い」がありました!

 

(聞き手:フリーライター・キャリアコンサルタント 沼田絵美)

 

 

 

沼田)まずは、JMCAAのセミナーに参加された理由を教えてください。

 

先生)「美容鍼灸」という言葉に初めて接したのは、お客様からです。怪我の治療でご来院だったお客様に、「こちらでは美容鍼灸のメニューはないの?」と訊ねられました。それまでスポーツ分野の鍼灸を研究してきたので、「鍼灸を美容に活かす」ということが本当に新鮮に感じました。

「よし!新しい分野の勉強をしてみよう!」という好奇心で、「美容鍼灸を学べる勉強会やセミナーはないかな?」とネットを探してみたのが3年前のことです。

当時、三重から近い名古屋でセミナーを開催していた別の美容鍼灸のセミナーに参加して取り組みを始めてみたのですが、県内でその技法を取り入れている鍼灸院がいくつかあり、他の鍼灸院と差別化できる美容鍼灸を提供したいな、と考えて出会ったのがJMCAAです。

 

 

沼田)立体造顔美容鍼®上級技術マスター認定鍼灸師を目指そうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

 

先生)はじめは、東京で行われた1DAY基礎コースに参加しました。基礎技術だけでも当時の私には正直難しかったです(笑)

上級技術マスターを受講し始めたのは、1DAY基礎コースを受けてから1年後のことでした。

基礎コースの技法でも効果を実感していましたが、お客様から「もっと変化したい」「リフトアップしたい」というご要望が増えてきました。
上級マスターコースを受けようと考えていたタイミングでJMCAAの懇親会がありました。そこで代表の岡本先生に背中を押していただき、名古屋会場講師の秋元先生には「三重県で初めてだから絶対にやるべきだよ!」と熱くお話ししていただいて(笑)受講することを決めました!

 

 

沼田)基礎技術と比べて上級技術を習得するために苦労された点はありますか?

 

先生)これは皆さんおっしゃっていますが、「引き上げる技術」「ラインのつなげ方」、両方苦労しました!

私は全6日(6回)のコースだったのですが、「なんとなくコツをつかめたかな?」と感じられたのは半分、3回目くらいの時だったと思います。

最初から、「右側が難しいな…」と苦手意識を持ってしまったのが良くなかったのかもしれません。利き腕と反対側が打ちにくくて…。

スタッフや家族にお願いしてひたすら練習したのが良かったと思います。特に、私の妻はもともと「鍼が苦手」なタイプ。鍼になれておらず、少しの痛みでも率直に「痛い!」と教えてくれるので、JMCAAの「痛くない鍼」を目指すにはうってつけの相手でした!

 

 

 

 

沼田)JMCAAで技術や理論を学んだことで、鍼灸師の仕事にどのようなプラス効果がありましたか?

 

先生)美容の知識は「ゼロ」の状態から勉強をはじめました。美容鍼灸に取り組むからには、やはり美容全般の知識も身につける必要があります。

「鍼灸」だけを切り取った知識ではなく、美容についての基礎知識からアフターケアの方法まで教えていただけるので、お客様からの信頼感が違うように感じます。

技術と理論はやはり両輪の関係ですね。

 

 

沼田)鍼灸師として一番大切にしていることを教えてください。また、院のアピールポイント、もしくはこだわりを教えてください。

 

先生)鍼灸自体、まだまだ未経験な方が多く、なかには「鍼を刺すなんて怖い」というイメージをお持ちの方もいらっしゃいます。一方、最近ではテレビやSNSなどメディアで取り上げられるようになり、鍼灸や美容鍼に興味を持っていただける方も増えています。

そんな「鍼灸が初めてで、少し不安はあるけれど勇気を出して来ていただいた方」が安心感を持っていただけるようにお迎えすることにこだわりたいです。

今、独立して自分の店舗を持つために物件探しをしている最中なのですが、お客様に「安心感を与えられる空間」を提供させていただけるように工夫したいです。

 

 

沼田)晴れて上級技術マスター認定コースを修了されましたが、これからお仕事でどのように生かしていきたいですか?もしくはどう生かしていますか?

 

先生)美容鍼灸をきっかけに、鍼灸そのものにも興味を持っていただきたいと考えています。今まで鍼灸にはあまりご縁がなかった20代の女性の方でも、「美容」という入り口から鍼灸を知っていただいて、「肩こり」とか「目の疲れ」とか、いろいろな症状に対応できる鍼灸をお伝えしたいです。

 

 

 

 

沼田)JMCAAの会員になって良かったなと思うことを教えてください。

 

先生)練習会や勉強会、Facebookの会員用オンラインサロンは自分のスキルアップに欠かせません。他の先生の質問が、自分のカウンセリングですぐに使えます。例えば「内出血のリスク」の伝え方は印象に残っています。

今は協会のもう一つの公認技術である「ICCO式美顔はり」の勉強もすすめています。まだまだ技術力を伸ばしていきたいですね!

 

 

沼田)最後に、これから上級技術マスター認定コースを受けようと思っている人へ一言アドバイスをお願いします。

 

先生)上級技術は、即効性があってお客様の満足度が高い技術です。美容に熱心な方ほど満足していただけると思います。

私のお客様に、美容サロンオーナー様がいらっしゃいます。はじめは「一度くらいやってみようかしら?」という感じで体験頂いたのですが、すっかり熱心に通っていただくようになりました。なんと美容サロンのお客様に口コミ頂き、どんどんご紹介でご来店いただくほどです。

美容について詳しい方も、私のように美容鍼を新たに始められた方も、必ず役に立つと思います!

 

 

~取材を終えて~

 

休日は地元チームで野球を楽しみ、新たに「ICCO式美顔はり」の技術習得にも取り組まれつつ、お勤めの鍼灸院の美容鍼灸施術を一手に引き受けておられる川﨑先生。

さらに、美容師の奥様と一緒にご夫婦で「美容室と鍼灸のサービスを提供する新しい店舗」オープンを目指して物件探しの真最中というお話を伺いました!これから新店舗オープンのご連絡をいただくのが楽しみです。

大変お忙しい毎日を過ごされているはずなのに、全く疲れを感じさせない「爽やかなスポーツマン」の第一印象のまま、最後まで楽しくお話をしてくださいました。

川﨑先生、ありがとうございました!

 

 


 

<店舗情報>

 

さくら鍼灸整骨院
〒511-0009 三重県桑名市桑名太一丸687-1
バロー桑名東店 メディカルタウン内
TEL:0594-23-6627

 

 

 

JMCAA会員インタビューvol.24 須田博恵先生

春が近くなってくると、新しい環境に飛び込む直前の不安と期待が混ざったような気持ちを、ふと思い出したりすることがありませんか?
鍼灸学校への入学や卒業を控えたこの時期のこと、少しだけ振り返ってみるのも鍼灸師としてのキャリアを考えるうえで役に立つかもしれませんね。
今回はJMCAA会員の先生の「立体造顔美容鍼®上級技術マスター認定鍼灸師という新しい挑戦」について、チャレンジのきっかけから認定までの道のりを伺ってきました!

 


 

 

JMCAA公認 立体造顔美容鍼®
上級技術マスター鍼灸師
須田博恵先生

 

第24回目は、茨木県水戸市で「ゆひり鍼灸マッサージサロン」を運営されている須田博恵(スダヒロエ)先生です。

平日は理学療法士として老人保健施設でリハビリのお仕事に取組み、日曜日はご自宅で口コミのお客様だけに対応する鍼灸マッサージサロンを運営、ご家庭では中学生を筆頭に3人の子どものお母さんである須田先生。

高校卒業後に理学療法士の資格を取得し、病院や施設でリハビリの仕事に長く取り組んでこられました。ところが数年前、先天的な目の疾患に加え白内障が進行し、視力が著しく低下して、リハビリの仕事を続けることが難しくなってしまわれたのだそうです。

そんな時、偶然盲学校の理療科で、鍼灸とあん摩の資格が取得できることを知り、3年間平日は学校に、土日にはその時点の視力で対応できるリハビリの仕事を続けられました。

逆境を行動力に変えてこられた須田先生のお話に、気持ちが引き締まりました!

 

(聞き手:フリーライター・キャリアコンサルタント 沼田絵美)

 

 

 

沼田)まずは、JMCAAのセミナーに参加された理由を教えてください。

 

先生)「これなら将来視力が回復できなかったとしても、鍼灸師として仕事を続けていくことができるかもしれない……」そう思って入学した学校で、美容鍼灸に初めて出会いました。とはいえ、美容鍼灸の授業そのものがあったわけではありません。

実技を教えて下さる先生が、「家でお顔に鍼を打っているの。美容にもいいのよ」と教えて下さったのです。子どものころ、化粧品のビューティーアドバイザーやエステティシャンといった「美に関わる仕事」に憧れていたものの、先天性の目の病気を抱えていたため、諦めていました。

その憧れの美容に関わることができるかもしれない!と知ったときに、「美容鍼灸についてもっと学びたい!」と思ったのです。

ところが当時、茨城には美容鍼灸が学べるところはおろか、施術を受けることができる店舗すらありませんでした…。

学校を卒業し、目の手術を受けたことでパートタイム勤務をしていた老人保健施設から正社員の声がかかりました。「子ども3人の教育費と、私の美容鍼灸セミナー受講費も貯めなければ!」と思い、そこから平日は理学療法士として、休日は鍼灸師として2つの仕事スタイルを続けています。

そうやってコツコツセミナー費用を貯め、盲学校の先生から紹介されたセミナーに参加しはじめました。一番初めに受けたセミナーも、「すごいな!」とは思ったのですが、なぜか「何か違うな…?」という感覚があり、情報収集を続けました。

次にアクセスしたのがJMCAAの動画です。そこから岡本真理先生に、そして麻布ハリークにたどり着いたときに「鍼灸学校の先生に聞いたことがある!」と思い出しました(笑)
そこでまずは麻布ハリークに一般のお客様として施術を受けに行きました。体の健康あってこその美容、という考え方に納得したことをおぼえています。

 

 

沼田)立体造顔美容鍼®上級技術マスター認定鍼灸師を目指そうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

 

先生)麻布ハリークのスタッフの皆さんも、講師の先生方もみなさんお肌ピカピカ。効果を実感して「ここだな!」と感じました。

私の場合、書類の小さな字を読み取るのに時間がかかったり、遠くの景色は見えにくかったり、まぶしさを強く感じたりといった視力の問題があるので、ご迷惑をかけないか心配でした。相談すると、セミナーの席順に配慮して下さるなど、「大丈夫ですよ」と歓迎していただいて、岡本先生はいい人だなあと(笑)

 

 

沼田)基礎技術と比べて上級技術を習得するために苦労された点はありますか?

 

先生)とにかくライン取りです。力が抜けてしまうんです。お肌をキープしながら、片手挿管をしながら、鍼をセットする…。「できなーい!!」となりました。そこで、鍼が鍼管にあらかじめセットされているワンタッチ式のタイプを使っていいかご相談しました。コスト的には割高ですが、便利なものがあるなら使おうと思って。この時にもたくさんのアドバイスをいただきました。

 

 

沼田)JMCAAで技術や理論を学んだことで、鍼灸師の仕事にどのようなプラス効果がありましたか?

 

先生)自宅で「ゆひり鍼灸マッサージサロン」をオープンしたのが、2019年の3月のことです。もうすぐ1周年ですね。日曜日だけの営業で、広告どころかHPさえ用意していないのですが、1日3組~4組のお客様にご予約いただいています。

お客様が次のお客様を紹介してくださるのも、JMCAAの美容鍼灸に「効果」があるからだと思います。

 

 

沼田)鍼灸師として一番大切にしていることを教えてください。また、院のアピールポイント、もしくはこだわりを教えてください。

 

先生)ゆひり鍼灸マッサージサロンは女性限定のサロンです。女性の悩みに共感したいと考えています。一人一人のお客様に誠実に向き合っていきたいです。

だからこそ、「鍼灸の範囲ではないケース」や、「わからないこと」はきちんと正直にお伝えしています。

 

 

沼田)晴れて上級技術マスター認定コースを修了されましたが、これからお仕事でどのように生かしていきたいですか?もしくはどう生かしていますか?

 

先生)現在、鍼灸師としての活動は日曜日だけですが、将来的に子どもが大きくなり、生活が落ち着いてきたらバランスを変えていきたいな、と考えています。

 

 

沼田)JMCAAの会員になって良かったなと思うことを教えてください。

 

先生)個人での活動ですから、普段他の鍼灸師の先生とのかかわりはほぼありません。協会で開催するセミナーに参加して、他の先生がどのような活動をされているか、どんな方がいらっしゃるのかというお話を聞くだけでも参考になります。

実は、ちょっと人見知りなのでセミナーが終わってから「もうちょっと話しかけたらよかった~」なんて後悔してしまうこともあるのですが、これからもう少し積極的になりたいです!

 

 

沼田)最後に、これから上級技術マスター認定コースを受けようと思っている人へ一言アドバイスをお願いします。

 

先生)鍼灸師としてのキャリアが短くても、視力にハンデを抱えていても、仕事や家事に時間を取られてしまう環境でも、大丈夫です。私でも、できました。というより、講師の先生方がみんなで「やれる方法」を考えてくださいます。心配していることがあったら、なんでも相談してみるといいですよ!

 

 

~取材を終えて~

 

視力というハンディキャップがありながら、というよりは「あるからこそ」ご自身のキャリアに真っすぐに向き合ってこられた須田先生。お休みもほとんどない状況で、病気の進行と戦いながら勉強を続けることは並大抵のことではないと思います。

それなのに、どんなお話をされているときも、取材中ずっと優しいお声のまま。普段から、理学療法士として体の不自由な方に優しく接していらっしゃるのだろうな…とイメージできました。

鍼灸を受けているお客様から、「日曜日以外もオープンしてほしい!」とお声がかかるのも納得です。

須田先生、ありがとうございました!

 

 


 

<店舗情報>

 

ゆひり鍼灸マッサージサロン
〒&TEL:非公開

 

 

 

JMCAA会員インタビューvol.22 伊東沙樹先生

2020年も、すでに12分の1ヶ月が終わってしまいました!
今年こそは美容鍼灸の新たな技術を身に付けたい!とお考えの皆様、スケジューリングはお済みですか?
毎日忙しい日々を過ごされている立体造顔美容鍼®の上級技術マスター鍼灸師の先輩ストーリーをぜひ参考にしてください!

 


 

 

JMCAA公認 立体造顔美容鍼®
上級技術マスター鍼灸師
伊東沙樹先生

 

第22回目は、渋谷区代官山で「himawari鍼灸院(ヒマワリ鍼灸院)」を運営されている伊東沙樹(いとう さき)先生です。

28歳の若さで、2020年1月に開業されたばかりの伊東先生。
しかし、高校卒業後、すぐに鍼灸師としての歩みを進められたわけではありません。

大学時代、アルペンスキーの選手だった伊東先生は卒業後の進路に悩んでいました。その頃お世話になっていたトレーナーに、「スポーツトレーナーはどう?プロとして怪我にも対応できるし、国家資格を取得した方がいいよ」とアドバイスを受け、なんと話を聞いた翌日に、鍼灸学校の願書を取りに行かれたそうです。

いつもアクティブで「良いもの」に向かって真っすぐに進まれてきた伊東先生に、JMCAAで学んだ理由を伺いました!

 

(聞き手:フリーライター・キャリアコンサルタント 沼田絵美)

 

 

 

沼田)まずは、JMCAAのセミナーに参加された理由を教えてください。

 

先生)鍼灸学校を卒業したあと勤めていた接骨院にも、美容鍼灸メニューがありました。もちろん私も施術を担当したのですが、正直なところ、その当時はお客様のお悩みに対して、手ごたえを感じることができませんでした。

体のお悩みで「良くなったわ!こんなに鍼が良いなら、美容鍼灸もやってみようかしら」と興味を持って下さるのに、受けていただいてもお互いに効果が今一つ感じられていない。

「体には効果を出せているのに…鍼の可能性はもっとあるはず!」

という思いでセミナーを探し始めました。
実はJMCAAは2つ目のセミナーです。1つ目の美容鍼セミナーを受けたときは「もう一つくらい見ておこうか…」と思ったのに、JMCAAのセミナーを受けたときは「この技術を習得したい!」と即決でしたね!

 

 

沼田)立体造顔美容鍼®上級技術マスター認定鍼灸師を目指そうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

 

先生)その当時、すでに「自分で開業したい」という目標がありました。
1DAY基礎コースでも、「効果がわかりやすい!」と思ったこと、代表の岡本先生の雰囲気が明るくポジティブだったことから、上級コースに進む決断は一瞬でした!

 

 

沼田)基礎技術と比べて上級技術を習得するために苦労された点はありますか?

 

先生)フェイスラインの鍼は特に難しかったです。筋力には自信があるのに、すぐ力が抜けてしまって。そもそも思った通りに引き上げるのも一苦労でした。

2~3回目の講座までは、全然手ごたえを感じられませんでした。
それでも先生は優しく教えて下さるし、練習あるのみですね。ある時から、ふっと感覚がつかめるようになりました。

今までに習ったことがない技術ですが、私にとっては「初心に戻れた」という気持ちもあります。例えば、鍼管の叩き方です。学校でいちばん最初に習うことですが、「いかに痛みを出さないか」という基本を振り返ることができました。

 

 

 

 

沼田)JMCAAで技術や理論を学んだことで、鍼灸師の仕事にどのようなプラス効果がありましたか?

 

先生)理論をしっかりと学べるので、お客様のお悩みに対して自信をもって説明できるようになりました。それがリピート率に直結しているところだと感じています。

 

 

沼田)鍼灸師として一番大切にしていることを教えてください。また、院のアピールポイント、もしくはこだわりを教えてください。

 

先生)「少しでも多くの人に、鍼灸の素晴らしさを知ってもらいたい」と考えています。特に、私と同世代の若い人たちに広めたいです。20代のお客様のほとんどは鍼灸自体が初体験。なによりも安心して受けていただきたいです。

そうすると不思議なことに、「次は彼氏と来ます!」「お母さんもつれてきていいですか?」と年齢や性別もさまざまなお客様を一緒に連れてきてくださるように(笑)やはり効果を強く実感していただいているからだと嬉しく思います。

 

 

沼田)晴れて上級技術マスター認定コースを修了されましたが、これからお仕事でどのように生かしていきたいですか?もしくはどう生かしていますか?

 

先生)20代の若い方にも、スマホを長時間使うことで首や顔に歪みが出ていたり、目が疲れたり、眉間にシワが入ったり…ということが起こっています。
美容鍼灸をきっかけに、体全体の不調を整える鍼灸の魅力をもっと発信していきたいです!

 

 

 

 

沼田)JMCAAの会員になって良かったなと思うことを教えてください。

 

先生)Facebookの会員用オンラインサロンでは、さまざまな症例の報告があるのですが、大変参考になります。それから定期的な勉強会も、自分の技術の確認に役立っています。ずっと一人で施術をしていると、慣れで自己流に陥ってしまう可能性があるため、定期的に確認できる機会があるのは心強いです!

 

 

沼田)最後に、これから上級技術マスター認定コースを受けようと思っている人へ一言アドバイスをお願いします。

 

先生)立体造顔美容鍼®の上級技術は、確かに難しいです。講座のはじめは、習得できるか不安に感じることもあるかもしれません。それでも、講師の先生方は皆さん優しくて、全力で教えてくださいます。「一生もの」の技術だと思っていますので、ぜひ挑戦してください!

 

 

~取材を終えて~

 

himawari鍼灸院の開業は2020年1月6日。このインタビューは開院後まだ1ヶ月も経っていないお忙しい時期にお時間をいただきました。

そんな環境で、何と先生は一度引退したアルペンスキーの競技選手として復帰されたのだそうです!しかも、国体(国民体育大会)の東京都予選会・成年組で優勝しての復帰!2月には国体全国大会が控えていて、その練習にも時間を取っていらっしゃるのだとか。

「自分がアスリートとして活動することで、体のメンテナンスができて、スキーの日焼けのシミ対策もできる鍼灸のPRにつながればいいなと思って!」と明るく話される伊東先生のバイタリティに感動しました!

伊東先生、ありがとうございました!

 

 


 

<店舗情報>

 

himawari鍼灸院
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町1-3 代官山上新ビル202
TEL: 050-3187-7279

 

 

 

JMCAA会員インタビューvol.21 飯野良平先生

最近、「美容鍼灸」の話題について、友人たちからの食いつきの良さを感じているライター沼田です。
そんなときは「ひとくちに美容鍼灸と言っても、いろいろな手法があるのよ…」とついつい立体造顔美容鍼®についてアツく語ってしまいがち。
それだけの熱量を、取材させていただく先生方から頂いています!

 


 

 

JMCAA公認 立体造顔美容鍼®
上級技術マスター鍼灸師
飯野良平先生

 

第21回目は、埼玉県朝霞市「リケア鍼灸整骨院」を運営されている飯野 良平(いいのりょうへい)先生です。

高校時代はバスケットボール部で活動されていた飯野先生。「スポーツトレーナーになりたい!」と夢を持ち、鍼灸師の資格を取得するため進学されました。

夢を実現するため、スポーツトレーナーとして活動している先生の元に弟子入りし、2つ目の資格となる柔道整復師の学校に入学。さらに鍼灸接骨院で鍼灸師として働きながら勉強するという「3つの草鞋(わらじ)」を履いての努力を続けられた飯野先生。

そんな飯野先生から、「JMCAAの美容鍼灸を選んだ理由」を伺ってきました!

 

(聞き手:フリーライター・キャリアコンサルタント 沼田絵美)

 

 

 

沼田)まずは、JMCAAのセミナーに参加された理由を教えてください。

 

先生)2018年に独立し、友人と二人でリケア鍼灸整骨院を開業しました。鍼灸整骨院としての差別化を考えたときに、メインメニューとして打ち出せる特徴を作る必要がありました。それが、「美容鍼灸」に着目したきっかけです。朝霞市には美容鍼灸を打ち出している鍼灸院がなかったということもあります。

メインメニューとして打ち出すからには、きちんと体系だった学びを通した技術を提供する必要があります。その学びができる場所を探すなかで、JMCAAの存在を知りました。

 

 

沼田)立体造顔美容鍼®上級技術マスター認定鍼灸師を目指そうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

 

先生)実は、JMCAA以外にもいくつかの勉強会に参加してお話を伺いました。比較検討して、良いと思った点は3つです。

一つ目は、美容と医療という基本的な知識の提供が他の団体と比べてしっかりしていたこと。
二つ目は、基礎コースのレクチャーが大変わかりやすかったこと。
三つ目が、「引き上げて打つ」という上級技術の基本の考え方に惹かれたことです。

特に三つ目のポイントは、一般的な知識を持っている鍼灸師にとってはむしろ「そんなことをしてはいけないのでは…?」と感じてしまうくらいにギャップを感じることもあるかもしれません。

しかし、お客様に「引き上げて、鍼を打ちます」とご説明すると、その言葉を聞くだけで喜んでいただけます。言葉だけで、お客様に良いイメージを持っていただけることは強みですね。

 

 

沼田)基礎技術と比べて上級技術を習得するために苦労された点はありますか?

 

先生)今まで習得してきた鍼灸の手技では感じることのない「違和感」を乗り越えるのに苦労しました!

手もつりそうになりますし、打つ場所が右から左に変わっただけで見え方が変わってしまう。私は上級コースで講座の間隔を詰めて設定していただいたのがよかったです。もしも1回1回の講座の間隔があいていたら、もっと難しかったように思います。

 

 

 

 

沼田)JMCAAで技術や理論を学んだことで、鍼灸師の仕事にどのようなプラス効果がありましたか?

 

先生)実は上級技術マスター認定を取得する前から、美容鍼灸のメニューはあったのです。しかし、今から思えば自信をもってご提供できていなかった。私自身が男性で、正直なところそれまで美容についての知識は疎かったこともあると思います。

認定を取ることで美容の基礎から知識を得て、自信をもって女性のお客様に施術できるようになりました。
「なぜたるみがおこるのか」「なぜしわができるのか」具体的にお話できるようになり、自分のなかで鍼灸と結びつけられるようになったのが大きいと感じます。

 

 

沼田)鍼灸師として一番大切にしていることを教えてください。また、院のアピールポイント、もしくはこだわりを教えてください。

 

先生)「説明」を重点的に行なっています。美容鍼灸であればカウンセリング、体のお悩みであれば問診になりますが、どちらも30分はかけます。鍼灸接骨院ですが、保険適用のお客様はほとんどいらっしゃいません。施術も含めると、1時間以上の時間をかけて丁寧に向き合っています。

 

 

沼田)晴れて上級技術マスター認定コースを修了されましたが、これからお仕事でどのように生かしていきたいですか?もしくはどう生かしていますか?

 

先生)美容鍼灸を受けられたすべてのお客様に満足いただけるように、これからもずっと努力したいと思います。

将来的には、スタッフに指導ができるようにもなりたいですね!

 

 

 

 

沼田)JMCAAの会員になって良かったなと思うことを教えてください。

 

先生)Facebookの会員用オンラインサロンを通じた横のつながりができたことです。個人開業の鍼灸接骨院のつながりでは、どうしても世界が狭くなりがちです。特に美容については、普段意識することがない男性の場合新しい知識を吸収する機会は少ないので、とても参考になります。

 

 

沼田)最後に、これから上級技術マスター認定コースを受けようと思っている人へ一言アドバイスをお願いします。

 

先生)不安のなかで、手探りで取り組みはじめた美容鍼灸ですが、認定を受けたことで大きな自信となりました。自信のあるなしで、パフォーマンスが大きく変わります。

また、美容鍼灸の認知度が上がり、多くの鍼灸院で「美容鍼灸」のメニューを取り入れるようになっています。しかし、結果は大きく違うでしょう。メニューに取り入れるなら、ぜひ、JMCAAで学ばれることをおすすめします。

 

 

~取材を終えて~

 

高校時代の飯野先生の夢、「スポーツトレーナー」についてのお話を伺っていたときのこと。

「どうして柔道整復師や理学療法士など別のジャンルではなく、鍼灸師を真っ先に選ばれたのですか?」と伺ったら、「鍼を打つってかっこいいなと…」と男の子らしいお答え。

思わず笑顔になってしまったのですが、その後続けて、「他の資格でも扱える分野を学びつつ、鍼は鍼灸師にしか扱えないという点に惹かれました」というお話を頂きました。

夢を実現するための原動力は、素直な感性と冷静な判断力の2つだったのかもしれないなあ…と感じました。そして、それをJMCAAでの技術習得にも発揮されたのではないでしょうか。

そんな飯野先生が選んでくださったJMCAAの立体造顔美容鍼®、朝霞市から広めていただきます!
先生、ありがとうございました!

 


 

<店舗情報>

 

リケア鍼灸整骨院
〒351-0011 埼玉県朝霞市本町3丁目1−47
TEL:048-423-3147